立川路で日大勢が躍動 山口彰太が立川ハーフを制し 新副将の天野も4位に続く

引用元:日テレNEWS NNN
立川路で日大勢が躍動 山口彰太が立川ハーフを制し 新副将の天野も4位に続く

箱根駅伝予選会の舞台、東京・立川市で立川シティハーフマラソンが3月8日に開催されました。

陸上自衛隊立川駐屯地滑走路をスタートし、国営昭和記念公園とその外周道路がコースとなっており、箱根駅伝予選会とは一部コースが重なります。

ハーフマラソン男子生徒・学生の部には多くの大学生ランナーが出場しました。

強風が吹き荒れたこともあって、序盤は1km3分を超えるスローペースで進み、大集団でレースは展開しました。

レースが動いたのは、12km過ぎに国営昭和記念公園へと舞台を移してからでした。

日本大学の山口彰太選手(3年)が一気にペースアップを図りました。

「公園に入って、ちょっとしてから前に出ました。(レースプランでは)公園内の折り返し(15.5km過ぎ)から行こうと思っていたんですけど、ちょっと遅かったので早めに仕掛けました」

山口選手は5km通過が15分19秒、10km通過が30分40秒(5?10kmは15分21秒)でしたが、10?15kmの5kmはなんと14分27秒を刻みました。

「誰か付いてくると思ったんですけど、誰も付いて来なかったですね」

予定より早く先頭に立った山口彰太選手は快調に飛ばし、後続をぐんぐん引き離します。ラスト10kmは独走となり、2位に15秒差を付けて1時間3分19秒で優勝を飾りました。

「今回は風が吹いていたのもあって、順位狙いで、他大の選手に負けないっていうことを意識して走りました」

記録は自己ベストより2分以上遅かったものの、勝負にこだわったレースで狙い通りにしっかり勝ち切りました。

なお、2位、3位は中央学院大学の米田昂太選手(2年)、山中航太選手(2年)でした。

今年の箱根駅伝で日本大学は総合10位となり12年ぶりにシード権を獲得しましたが、山口選手は1区17位と苦戦しました。

それでも、2月1日の日本学生ハーフマラソン選手権(香川丸亀国際ハーフマラソンと併催)で日大の日本選手最高記録となる1時間0分54秒をマークして8位入賞し、力を示しました。

そして、好調をキープし、立川でも快走を見せました。

「箱根では区間17 位と全く良くなくて、スタートで足を引っ張ってしまいましたが、しっかりその反省をして、丸亀では良いタイムで走れました。今回の立川も優勝できたので、良い感じになっているなと思います。今年は僕らが最上級生になるので、2年連続でしっかりとシード権を獲って、もっと上の順位を目指していきたいです。去年よりも一段と高い意識に上げていけたらなと思っています」

山口選手は2つのハーフマラソンで手応えを得て、大学ラストイヤーに臨みます。

新シーズンは双子の弟の聡太選手がチームの主将に就任。

彰太選手は「(自分は主将、副主将を務めない代わりに)走りでチームを引っ張っていけたらなと思っています」と意気込んでいます。

日本大学からは4位にも天野啓太選手(3年)が入りました。

「周りを見ながら焦らずにレースを進められましたが、ラスト勝負で中央学院さんの2人に負けたのは、すごく詰めが甘かったです」

天野選手はそう反省を口にしていましたが、2位以下は大混戦のなか、しっかりと4位に食い込みました。

「後輩にシード権を残すことは自分たちの目標でもあるので、もう一回気を引き締めて、ラスト1年を過ごしていきたいと思います。引っ張ってくれた先輩方が抜けた分、選手層は少し薄くなりますが、ここからシーズンが始まるにつれて、しっかり厚みを出していけたらなと思います」

副主将を務める天野選手は、新シーズンへの抱負を口にしていました。