引用元:中日スポーツ
◇8日 名古屋ウィメンズマラソン(バンテリンドームナゴヤを発着点とする42・195キロ)
2年ぶりの出場となった鈴木亜由子(34)=日本郵政グループ=は地元・愛知での再起を目指したが、2時間33分28秒で23位に沈んだ。昨年優勝のシェイラ・チェプキルイ(ケニア)が2時間21分54秒で連覇を飾り、佐藤早也伽(31)=積水化学=が2秒差の2時間21分56秒で、昨年に続き日本人トップの2位となった。
唇を震わせ、涙も浮かべた。21年東京五輪代表で愛知県豊橋市出身の鈴木は2時間33分28秒の23位。地元・愛知でのレースは完敗となり、「力が足りなかったというか発揮できなかったというか…。どうなのかな。結果が全てなので、しっかりと受け止めて。力不足なのかなと思う」。心を整理しつつ言葉を選んだ。
レース序盤。「思ったよりも早い段階できつさを感じてしまった」。8キロ過ぎで先頭集団から遅れた。第2集団にもつくことができず、苦しい走りを強いられた。集団から遅れた後は「正直長いな」と思ったが、「ここまでやってきたので最後まで諦めずに走ろう。応援を力に変えよう」と気持ちを切り替えて力走。ゴールした後も、引退レースとなった同僚・太田琴菜のゴールを見届け、互いにたたえ合った。
今後については「ちょっと考えます」と話すにとどめた。「アジア大会への気持ちや自分を超えたい思いがあったので、挑戦できたことに感謝している」と語り、駆けつけた応援団へ深く一礼。その姿に温かい拍手が送られた。


