引用元:朝日新聞
ぽかぽか陽気で格好のスポーツ日和となった1日、東京マラソンには国内外から過去最多の3万9千人が参加し、額に汗を光らせながらさっそうと都心を駆け抜けた。
青空の下、午前9時すぎに新宿・都庁前で号砲が鳴ると、ランナーは次々にスタート。秋葉原や上野、浅草などを経由して丸の内の東京駅前までの42.195キロを、思い思いのペースで疾走した。ゴールまであと約9キロの銀座の沿道ではランナーが通過するたび、ごった返す買い物客らから「頑張れ」「ファイト!」など大きな声援が響いた。
茨城県日立市の会社員、水野裕太さん(23)はマラソン歴6年目で初参加。「沿道の声がこんなに途切れないマラソンは初めて。後半きつい時の力になりました」と話した。記録は自己ベストの2時間51分台。「次は『サブエガ(2時間50分切り)』をめざします!」
石川県津幡町の公務員折戸小百合さん(62)は「右ひざの手術を乗り越えて7年ぶりの参加。自己ベストには届かなかったが楽しかった。暑かった」と笑みをこぼした。
目黒区から観戦にやってきた会社員男性(45)は自身も東京マラソン経験者。「今回は準備不足で不参加となったが、見るだけでわくわくしますね」。買い物で銀座駅に来た品川区の女子大学生(22)は初めて感じるマラソンの熱気に、「ランナーの迫力がすごい」と見入っていた。(上田雅文)

