【東京マラソン】2時間6分切りで日本選手トップ12位の大迫傑「タイムは問題ないが、順位はもう少し頑張りたかった」

引用元:中日スポーツ
【東京マラソン】2時間6分切りで日本選手トップ12位の大迫傑「タイムは問題ないが、順位はもう少し頑張りたかった」

◇1日 東京マラソン(東京都庁~東京駅前の42・195キロ)

 男子は日本記録保持者の大迫傑(34)=リーニン=が2時間5分59秒で日本勢トップの12位となった。2位の鈴木健吾(30)=横浜市陸協=ら5人が、来年10月に名古屋市で行われる2028年ロサンゼルス五輪の代表選考会となる「マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)」の出場権を新たに獲得した。

 大迫は日本記録更新から約3カ月で貫禄のレースを見せた。鈴木との”新旧日本記録保持者”に絞られたスパート対決を制し、日本選手トップでゴール。「しっかりと気持ちを入れて、最後まで走れた。タイムは問題ないが、順位はもう少し頑張りたかった」と2時間6分を切ったタイムには一定の評価を示しつつ、さらに高みを目指す姿勢を見せた。

 序盤から冷静にレースを進めた。前半に日本記録ペースで飛び出した橋本龍一(プレス工業)や先行する海外選手にはついて行かず、日本勢2位集団をキープ。35キロ手前で集団のまま日本勢トップになり、ラスト3キロは鈴木との一騎打ち。最後の1キロで突き放した。

 昨年12月のバレンシアマラソンで2時間4分55秒の日本新記録をマーク。鈴木が21年に樹立した従来の記録を1秒、塗り替えた。日本人でわずか2人の2時間4分台ランナーが日本勢の上位を占めたが「次は前の集団でチャレンジして、生き残っていけるようなレースができたら」と海外選手との勝負を見据える。

 今シーズンのレースを終え、9月に名古屋で行われるアジア大会の出場権獲得が有力。「次の大会は決めていないので、いったん休養をとってから決めたい」と語った。