室伏広治氏が箱根トップランナーを対象に独自メソッド実施→その研究結果を報告 “気づけた”選手ほど大きな変化&故障との関連性も指摘 既に学術誌にも掲載 

引用元:日テレNEWS NNN
室伏広治氏が箱根トップランナーを対象に独自メソッド実施→その研究結果を報告 “気づけた”選手ほど大きな変化&故障との関連性も指摘 既に学術誌にも掲載 

男子ハンマー投げアテネ五輪・金メダリストで、現在は東京科学大学で副学長・教授を務める室伏広治氏が2日、自身のインスタグラムを更新。独自に考案したメソッド「KOJI AWARENESS(KA)」の研究成果を報告しました。

室伏氏が考案したKAとは、老若男女問わず、道具なしで自身の身体の可動性や筋力、柔軟性などの状態が確認・改善ができるエクササイズです。健康的な日常生活を送るために推奨される運動やスポーツにおいて、そのパフォーマンス向上にも活用できるとし、指導者向けの手引きを室伏氏が自らモデルとなり公開しています。

そして今回、室伏氏はそのメソッドを活用した研究を実施。自身のインスタグラムに「我々の研究グループは、大学駅伝のトップランナーを対象(箱根連続優勝チーム)に、KOJI AWARENESS(KA)テストとエクササイズを活用した前向き研究を行いました。その結果、自分の身体の弱点や変化に“気づけた”選手ほど、シーズン後に身体機能が大きく改善していました。また、気づきが高い選手群では6か月間の観察期間中にケガが発生しませんでした(統計的な有意差は確認されてない)」と報告しました。

さらに「KAは単なるスクリーニングではなく、自分の身体を感じ、理解する力を高めるツールです。禅や武道で大切にされてきた『身体感覚』が、現代のスポーツ科学でも注目されつつあります」とつづり、国際誌「Frontiers in Psychology」に掲載されたこと、また東京科学大学病院のHPでも紹介されたことを明かしました。