来年1月2、3日の箱根駅伝に向け、前回復路新記録で優勝を果たして総合2位となった駒大が18日、オンラインで取材会を開いた。駒大は10月の出雲駅伝で5位だったが、先月の全日本大学駅伝では2年ぶり17度目の優勝を達成。勢いをつけ、箱根では3年ぶりの王座奪還を狙う。藤田敦史監督は「過去準優勝、準優勝と来てるので今回は是が非でも総合優勝を目指して頑張っていく」と力を込めた。
打倒青学大へ、かねて課題にあげてきた選手層にも厚みがついてきた。前回は当時2年だった安原海晴が8区、村上響が9区、小山翔也が10区で箱根デビュー。今年は中堅世代に「(箱根を)走ったことに対する満足感が春先から夏にかけて出てきた」と中だるみもあったが、今回メンバー入りした坂口雄哉(2年)を筆頭に下級生の突き上げもあり、「上級生に刺激が入って、相乗効果も大きかった」という。坂口は9月中旬にシンスプリントを痛め、出雲、全日本の出走はかなわなかったものの、夏合宿は主将の山川拓馬(4年)と同じメニューを消化したといい、藤田監督も今季一番成長した選手として名前をあげた。
出雲で3区区間9位と苦戦し全日本は走れなかった桑田駿介(2年)も先月の上尾シティハーフマラソン以降、順調に練習がつめているといい「箱根は自信を持って主要区間に配置できる」と藤田監督。出雲1区区間2位、全日本2区区間3位と快走した谷中晴(2年)についても「主になる区間で素晴らしいレースを展開してくれた。次世代のエース候補。同じ学年の桑田と次世代の駒沢を引っ張ってほしい」と期待を寄せた。
前回5区区間4位の山川、7区区間賞の佐藤圭汰、6区区間2位の伊藤蒼唯、1区区間2位の帰山侑大の4年生4人による〝4本の柱〟が強力で、今回も勝負のカギを握ることになりそうだ。「4年生を中心に非常にまとまったチームに仕上がってきた」と絶大な信頼を寄せるが、常勝軍団が勝ち続けるためには新戦力の台頭や活躍も重要。藤田監督は「今度は下級生が柱になる気概を持たないとあっという間にチームが弱くなってしまう」と気を引き締め、「次のエースは誰が担うのかよく見ていきたい」と下級生にはっぱをかけた。
来たれ!藤色の新エース 駒大・藤田敦史監督「次のエースは誰が担うのかよく見ていきたい」/箱根駅伝
引用元:サンケイスポーツ


