【マラソン】青学大・黒田朝日、2度目のマラソンで3位 MGC切符「自分の中では満足」

【マラソン】青学大・黒田朝日、2度目のマラソンで3位 MGC切符「自分の中では満足」

 ◇スポニチ後援別府大分毎日マラソン(2026年2月1日 大分市高崎山うみたまご前~ジェイリーススタジアム)

 今年の箱根駅伝5区で区間新記録を出して総合3連覇に貢献した青学大4年の黒田朝日(21)は2度目のマラソンで2時間7分3秒で3位に入った。吉田祐也(28=GMOインターネットグループ)が2時間6分59秒で日本人トップの2位。7位まで日本勢6人は日本陸連が定める条件を満たし、28年ロサンゼルス五輪の代表選考会「マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)」(27年秋)の出場権を獲得した。

 箱根路で圧巻の走りを見せた黒田が大分でも躍動した。2位争いは40キロを過ぎて青学大の先輩で一緒に練習する吉田とデッドヒート。最後はかわされ、4秒及ばなかったが、堂々の3位。MGCの切符をしっかりつかみ「自分の中では満足している」とうなずいた。

 “シン・山の神”と称されて約1カ月。決して状態は万全ではなかった。「コンディション不良に近い。箱根が10だとしたら5~6割ぐらい」。序盤から大集団の中で足をため、36キロ付近では仕掛けて2位集団を一時は引っ張った。昨年の大阪マラソンで出した2時間6分5秒には及ばなかったが、青学大の原晋監督は「2時間10分を切ってくれればと言っていた。結果も含めて合格点」と称えた。

 今後はしばらく充電する予定で「同期と卒業旅行に行こうかな」と大学生らしい一面をのぞかせた。卒業後はGMOインターネットグループに入社する。28年のロサンゼルス五輪については「狙えるものは狙っていきたい」と言った。

 《吉田、日本人最高2位》2度目の別大だった吉田が先輩の意地を見せた。練習でも切磋琢磨(せっさたくま)する後輩、黒田との接戦を制して日本人最高の2位でMGC切符を獲得。「目標達成できてうれしい。(黒田)朝日は凄くしぶとかったし、頼もしいと感じた」と振り返った。昨年は初挑戦の世界選手権で34位だった。今後については「海外レースの経験を増やしたい」と語った。