“シン・山の神”黒田朝日「コンディション不良に近い状態」であす別大マラソン 第一目標はMGC出場権

“シン・山の神”黒田朝日「コンディション不良に近い状態」であす別大マラソン 第一目標はMGC出場権

 第74回別府大分毎日マラソンはあす2月1日、大分市の高崎山・うみたまご前をスタートし、ジェイリーススタジアムにゴールする42.195キロで行われる。前日の1月31日は招待選手による記者会見が開かれ、正月の箱根駅伝で青学大を総合3連覇に導いた「シン・山の神」黒田朝日(21)らが出席した。

 黒田は昨年2月24日の大阪マラソンで2時間6分5秒の日本学生新記録をマーク。箱根駅伝では山上りの5区で1時間7分16秒という驚異的な区間新記録を樹立し、今回が2度目のフルマラソンとなる。

 国内招待選手5人で会見した黒田は「箱根駅伝に一度ピークを持ってきていたので、1月は箱根のダメージ、かなり疲れが出てしまった部分が多かったので、とにかくスタートに立てるように、疲労と戦いながらここまで持ってきました。マラソン特化の練習はしていないんですけど、ウチは1年を通して距離走を中心に行っているので、マラソンに対応できるスタミナはついていると思っている」と現状を説明。「箱根に一番合わせていたので、あの時点が絶好調とすると、現状に関してはハッキリ言ってコンディション不良に近い状態かなと思っています」と正直に明かした。

 コースの印象を問われると「何年にもわたって学生、ウチのOBの方も出ているので、割と好記録を狙えるイメージは持っています。多少アップダウンがあると思うので、そこの対応をいかにうまくやっていくかになる」とコメント。「記録に関しては特に大きく意識していなくて、順位を狙っていきたい。自分の今のコンディションを鑑みると、まずはMGC出場権が第一目標になってくる」と現実的な目標を掲げた。自身のキャリアで今大会が持つ意味、という趣旨の質問には「数ある挑戦の中の1つであって、長い目で見てただの通過点かなと考えてます。明確に世界陸上やMGCを目指して、ここに懸けてやるという感じではないので、1つのマラソンチャレンジという部分で走るつもりです」と答えた。

 レースは愛知・名古屋アジア大会(9月19日開幕)日本代表選考会を兼ね、来年秋に開催予定の28年ロサンゼルス五輪日本代表選考レース「マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)」への出場権を獲得できる「MGCシリーズ」として開催される。日本歴代4位の2時間5分16秒のタイムを持つ吉田祐也(28=GMOインターネットグループ)、18年アジア大会金メダリストの井上大仁(33=三菱重工)らも出場する。