初挑戦の矢田みくに、日本歴代6位の好記録 大阪国際女子マラソン

引用元:毎日新聞
初挑戦の矢田みくに、日本歴代6位の好記録 大阪国際女子マラソン

 ◇陸上 大阪国際女子マラソン(25日、ヤンマースタジアム長居発着)

 ◇矢田みくに(エディオン)=2時間19分57秒(4位)

 日本女子マラソン界に新星が現れた。26歳で初マラソンとなった矢田みくにが日本歴代6位のタイムをマークし、日本選手トップでフィニッシュした。

 中間地点まで1キロ3分20秒を少し切るペースで推移した。「市民ランナーのハーフマラソンもやっていて、はじめの20キロは(すれ違う際に)『頑張れ』という声を楽しみながら走れた」

 昨年秋の世界選手権東京大会の1万メートル代表で、スピードがあり、余力があった。その後はペースが上がって35キロ付近から足がきつくなる中、「1万メートルのレースがフラッシュバックしながら走った」。終盤は2位争いから抜けだそうと前へ、前へ出た。

 熊本・ルーテル学院高を卒業後、デンソーを経て2022年にエディオンに移籍。「世界選手権が終わり自分に足りないのはがむしゃらさだと思って、自分の当たり前を変えたかった」と、マラソンに挑戦した。

 28年ロサンゼルス・オリンピックの代表選考会「マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)」(27年秋)の出場権も獲得した。五輪について問われると、「夢じゃなくて目標です」と力強く語った。国内の女子マラソン界に光が差す好記録だった。【荻野公一】