引用元:産経新聞
25日に行われた「第45回大阪国際女子マラソン」(産経新聞社など主催、奥村組協賛)で、初マラソンの矢田みくに(エディオン)が2時間20分の壁を破った。昨年9月の世界選手権東京大会で1万メートルを走ってから約4カ月。日本陸連強化委員会の高岡寿成シニアディレクター(SD)は「期間が短い中でよくマラソンの準備ができたなと感じる。1万メートルのスピードを生かしたレースができたのではないか」と称賛した。
特に2時間17~18分台の自己記録を持つ海外勢3人と抜きつ抜かれつの攻防を繰り広げた終盤の走りを高く評価。「ペースメーカーがいなくなった30キロすぎで積極的にチャレンジした。タイム以上にマラソンの根本を楽しんだ」とうなずき、「マラソンは力以上に経験が必要。後半勝負できる力をつけていくことができれば、面白い存在になる」と今後の成長に期待を寄せた。
矢田を含め、ロサンゼルス五輪を懸けたMGCの出場権を新たに4人が獲得した。高岡SDは「(1レースあたり)最大の6人を期待していた」としつつ、スタート時の気温が4・6度と低かった上、風も強く難しい環境だったことを指摘。「その中でも条件をクリアした選手は力を証明したのではないか。女子もより一層、層を厚くして五輪に向けてチャレンジできれば」と力を込めた。(石原颯)


