「第45回大阪国際女子マラソン」(25日、大阪・ヤンマースタジアム長居発着=42.195キロ、サンケイスポーツなど主催、奥村組協賛)3年ぶり4度目の出場となった上杉真穂(30)=東京メトロ=は2時間23分7秒で5位。「マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)」の出場権を獲得したが「気持ちの弱さが出た」と悔し涙を流した。
42・195キロを走り抜け、MGCの出場権を獲得するも笑顔はない。上杉は感情を抑えることができず、涙があふれた。
「30キロまで(先頭集団に)ついていけない。まだまだ、マラソンのスタートラインには立てていない状態です。もっと強くなって帰ってきます」
前半は浪速路を力強く駆け抜けた。海外勢3選手に加え、矢田、伊沢と先頭集団を形成。しかし25キロを前に徐々に離され、苦しい走りに。快走する矢田の背中が遠ざかり、2時間23分7秒の5位に終わった。
「いつもと同じ失敗をしてしまった。自分の気持ちの弱さが出ているし、チャンスをつかみ取る強さが私には足りていない。そこを見直して強くなりたいと思います」
大阪の舞台は好相性だった。2021年に初出場で4位に入ると、22年は当時の自己ベストを更新して松田に次ぐ2位。23年も4位と健闘した。今回、上杉は恩返しの気持ちを胸にスタートの号砲を待った。
「東京メトロ(所属)として初めての海外合宿をさせていただいた。感謝しないといけないし、絶対に結果につなげたいと思うことができた」
昨夏に米国で2カ月の合宿を敢行。円安や物価高で金銭的な負担が大きい中、チームが後押ししてくれた。それでも届かなかった理想像。強くなりたい。芽生えた覚悟とともに次の一歩を踏み出す。(萩原翔)
■上杉 真穂(うえすぎ・まお) 1995(平成7)年8月16日生まれ、30歳。千葉県出身。柏日体高(現日体大柏高)を卒業し、2014年にスターツに入社。24年2月に東京メトロに移籍。23年のMGCで11位。自己ベストは2時間22分11秒(25年名古屋ウィメンズ)。160センチ。
大阪国際女子マラソン 上杉真穂、5位でMGC出場権獲得も悔し涙「まだまだ、マラソンのスタートラインには立てていない」
引用元:サンケイスポーツ


