◇大阪国際女子マラソン(2026年1月25日 大阪・ヤンマースタジアム発着42.195キロ)
愛知・名古屋アジア大会の日本代表選考会を兼ねて行われ、矢田みくに(26=エディオン)が日本歴代6位、初マラソン日本最高となる2時間19分57秒で日本人最高の4位に入った。27年秋に開催予定の28年ロサンゼルス五輪代表選考レース・マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)出場権も獲得した。24年パリ五輪7位のステラ・チェサン(29=ウガンダ)が2時間19分31秒で優勝した。
昨年の東京世界選手権女子1万メートル代表の矢田は、25キロ地点で4人に絞り込まれた先頭集団で力走。チェサン、昨年まで大会2連覇のウォルケネシュ・エデサ(33=エチオピア)、ベダトゥ・ヒルパ(26=エチオピア)の3人を相手に先頭で走り、優勝争いを繰り広げた。
39キロでスパートをかけたチェサンにはついていけず、エデサ、ヒルパとのトラック勝負でも競り負けたが、17年の名古屋ウィメンズで安藤友香がマークした従来の初マラソン日本最高記録2時間21分36秒を大きく更新。場内インタビューでは「凄く楽しかった。初めての20キロは市民ランナーの方のハーフマラソンがあって“頑張れ”という声を楽しみながら走れて、後半もずっと声援ある中で走れたので、キツい中でも幸せを感じながら走ることができました」と笑みをこぼした。
タイムについては「2時間20分を切るというのは予想より凄く良くて、2時間23分台で走れたらと思っていたので、もの凄くビックリしています」と正直な感想を口にした。好走の要因を「練習では走るのが楽しいという気持ちで終わって、大丈夫かなという正直な気持ちだったんですけど、練習で楽しかったなら本番も楽しく走ろうと思って走ったのがよかった」と自己分析。「安藤さんと練習する機会があって、マラソンの走り方を教えていただいたので、上りや下りでは安藤さんが前にいると思って走りました」と心境を明かした。
大阪はロス五輪のヒロイン候補誕生に沸き返った。「初マラソンで背負うものがなかったので、今後も初心の気持ち忘れずに練習して五輪へ向けて頑張っていきたい」と気持ちを引き締めながらも、ロス五輪は「夢じゃくて目標です。目標となるとイメージしやすくて段取りを考えられるというのが違いかなと思います」と言い切った。
初マラソンで2時間20分切りの矢田みくに「もの凄くビックリ」 ロス五輪は「夢じゃなく目標」
引用元:スポニチアネックス

