気温7度で寒さ対策カギ 日本勢の争いは松田瑞生、伊澤菜々花ら軸 大阪国際女子マラソン

引用元:産経新聞
気温7度で寒さ対策カギ 日本勢の争いは松田瑞生、伊澤菜々花ら軸 大阪国際女子マラソン

「第45回大阪国際女子マラソン」(産経新聞社など主催、奥村組協賛)は25日午後0時15分にスタートする。前日の24日は招待選手らが大阪城公園などで最終調整した。今大会は2028年ロサンゼルス五輪の代表選考会として27年秋開催予定の「マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)」出場権を懸けたレースになる。

日本人トップ争いは松田瑞生(ダイハツ)、伊澤菜々花(スターツ)、上杉真穂(東京メトロ)の3人が軸となる。ロサンゼルス五輪へ向け、2時間20分切りも視野に入れた争いに期待がかかる。

充実の表情を浮かべるのが、3度の優勝を誇る松田だ。故障も減り、直前合宿では例年以上に距離を踏んだ。「後半も足は残っている」と30キロ以降の勝負に自信をみせる。

スピードに定評がある伊澤は、前回失速した後半にどれだけ余力が残っているか。「(前回より)プラスアルファのものを出したい」と誓う。上杉は自己ベストを更新した昨年3月の名古屋ウィメンズ以降、体と脚づくりを徹底。成長ぶりに充実感が漂う。

初マラソンに挑む矢田みくに(エディオン)はマラソン適正の高さを評価する声も多い。すでにMGC出場権を持つ21歳の西村美月(天満屋)にも積極的なレース運びが期待できる。

3連覇を狙うウォルケネシュ・エデサ(エチオピア)はペースメーカーが離脱する30キロを待たずに飛び出す可能性もある。日本選手が食らいついていくことができれば、好記録も狙えるだろう。

当日の最高気温は7度の予想。寒さが苦手という松田は「監督に全身にホットクリームを塗りたくってもらう」。上杉も「できるだけ素肌を出さないように」と警戒する。例年以上に入念な寒さ対策が欠かせないレースになる。(田中一毅)