自らの競技写真をプリントしたチョコ配り競技をPR 世界陸上競歩男子35キロで銅メダルの勝木隼人が西日本スポーツ賞受賞

自らの競技写真をプリントしたチョコ配り競技をPR 世界陸上競歩男子35キロで銅メダルの勝木隼人が西日本スポーツ賞受賞

 2025年度にスポーツ界で優れた成績を収めた九州・沖縄ゆかりの選手や団体をたたえる第71回西日本スポーツ賞(共催・テレビ西日本、協賛・富士通、日本製紙)の贈呈式が24日、福岡市で行われ、4個人が表彰された。プロフェッショナル部門では、昨季の育成出身選手として初の首位打者を獲得し、5年ぶりの日本一に貢献した福岡ソフトバンクホークスの牧原大成内野手(33)が受賞。アマチュア部門では、。昨秋の世界選手権競歩男子35キロで銅メダルに輝いた陸上の勝木隼人(35)=自衛隊、福岡県大野城市出身=が受賞した。

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 自衛隊の正装である制服に身を包み授賞式に臨んだ。勝木は「地元の大きな賞をもらえて本当にうれしい。こうして福岡に帰れたのもうれしいです」と喜びとともに故郷への思いを口にした。

 昨年9月の世界選手権・男子35キロ競歩で銅メダルを獲得してから注目度の高まりを感じている。「電車で握手を求められるとか、競技以外で気づいてもらえることが増えた」。それでも一般の人たちへの広がりはまだまだだ。大会やイベントでは「せっかく見に来ていただいたので」と自身の競技の写真をパッケージにプリントしたチョコ菓子を配ったり、ポケットティッシュを配ったりと競歩のPRに努める。

 2年前の春に一度、引退勧告を受けたが、直後の大会で優勝して引退危機を覆し翌年の世界選手権のメダルにつなげた。「毎年自己記録を更新している。年齢は関係なく、成長することに限界はないことを証明したい」。今季は来月の日本選手権から4月の世界競歩チーム選手権、9月のアジア大会(名古屋)につなげるつもりだ。「まだ世界大会のタイトルを取っていないので狙いたい」。今年36歳。貪欲に勝利を目指す視線の先には2年後のロサンゼルス五輪がある。(前田泰子)

【OTTO】

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