中学生、高校生、大学生、社会人がタスキをつなぐ全国都道府県対抗男子駅伝が、1月18日に広島・平和記念公園前をスタート・フィニッシュとし、7区間48kmで開催されました。社会人と大学生が登場する3区と7区には、今年の箱根駅伝を沸かせた大学生ランナーも数多く出場しました。
レースは、1区の鈴木大翔選手(仙台育英高校)で先頭に立った宮城県が、2時間16分55秒の大会タイ記録で初優勝。高校生区間の1区は、すでに早稲田大学への進学が発表されている福島県の増子陽太選手(学法石川高校)、兵庫県の新妻遼己選手(西脇工業高校)、鳥取県の本田桜二郎選手(鳥取城北高校)が注目されるなか、彼らに負けじと宮城県の鈴木選手が奮闘を見せました。
「増子選手、新妻選手、本田選手の3強が1区に集まり、彼らの中にはたぶん自分の名前はなかったと思うので、それがいいほうに働いて、見えないところから区間賞を狙いに行けました。増子選手が引っ張ってくれて、最後は自分のスピードを生かせたレースになりました」
増子選手がハイペースで先頭を引っ張り、本田選手や新妻選手も振り落とされるなか、鈴木選手は最後まで食らいつき、最後は逆転して、増子選手を振り切って区間賞に輝きました。進路はまだ発表されていませんが、鈴木選手は関東の大学に進学予定です。
「ステージが上がって、距離も延びて、強い選手も増えるので、自分の適性を伸ばして、適材適所で自分自身の走るべき区間に置いてもらえたら、しっかり勝負できるかなというふうに思うので、適性を伸ばせるような練習をしていきたいと思います。まずは箱根駅伝に出場して、あわよくば区間賞を取れるような選手になれたらなと思います」と、大学でも箱根駅伝などで活躍を見せてくれそうです。
宮城県チームは、2区で一度2位に後退しましたが、3区では大濱逞真選手(大東文化大学)が、福島県の谷中晴選手(駒澤大学)を再逆転し、トップに立ちました。「トップとあまり差もなかったのですぐ追いついて、リズムを整えてもう一回行こうっていうふうに考えていた中で、結構理想通りに走れました。結構暑くて、向かい風もあったので、思うようにペースが上がらなかったんですけど、それでも最低限の走りはできました」と、自身の走りを振り返っていました。
大濱選手は今年の箱根駅伝では1区を走りましたが、区間15位と力を発揮できず、チームも19位に終わりました。「箱根駅伝は4kmで差し込みが来てしまって不完全燃焼の走りになったので、今回と丸亀(日本学生ハーフマラソン選手権を兼ねた香川丸亀国際ハーフマラソン)でしっかり挽回できるようにと思っていました」と言い、箱根駅伝で味わった悔しさを今回の全国都道府県駅伝にぶつけました。大濱選手で再びトップに立った宮城県は、その後も福島県の猛追を振り切って初めての栄光を手にしました。
「今回4区を走った若林(司)君(仙台育英高校)は大東文化に入学します。3区と4区の走りはたぶんチームメイトも見ていたと思うので、2人でチームに勢いを付けられるような走りができたのかなと思っています。来年度はシード権をしっかり取れるように頑張っていきたいなと思っています」
大濱選手は、新シーズンに向けてこう意気込みを口にしていました。
全国男子駅伝は宮城県が初優勝 殊勲の鈴木大翔は関東の大学へ「まずは箱根駅伝に出場し区間賞を取りたい」 3区・大濱は箱根の不振を挽回
引用元:日テレNEWS NNN


