引用元:中国新聞デジタル
勝つのは強さか、速さか。スピード自慢が集う中学生は、2区と6区の3キロの8分30秒前後に選手たちの意地が凝縮される。未来のスター候補に名乗りを上げるのは、誰か。
強さは出田隆之助(福岡・中京)がトップに立つ。全国中学校大会(全中)3000メートルで優勝。全国中学校駅伝でもアンカーを務め、6区区間賞に輝いた。8人抜きの力走で15位から入賞圏の7位へ押し上げた。「ラストの勝負強さが武器。広島でも区間賞を狙う」と息巻く。
2年生で出場した昨年は2区12位。「3年生との差を痛感した」と悔しさを味わった。チームの主将を務めた今季は「この1年間で成長できた。全中で戦った同世代は意識している。一緒に走れるのが楽しみ」と再戦に心を躍らせる。
速さで対抗するのは尾田祥太(愛知・岡崎南)。3000メートル8分26秒12はエントリーした中学生で1位。2位で8分30秒00の出田を3秒88上回る。全中3000メートルで2位に屈した悔しさを安芸路にぶつける。
速さと強さを兼ね備えるのは中川悠聖(兵庫・稲美北)。全中1500メートルで頂点に立った。全国中学校駅伝は1区6位。「ラストスパートで力を発揮したかったが、思うように脚が動かなかった」。課題のスタミナを強化し、勝負を挑む。
全中3000メートル決勝に進んだ中国地方の2選手も争いに割って入る。15位の水戸拓真(広島・坂)は「全国で自分の力が通じなかった。負けっぱなしでは終われない」。坂ダッシュを積んで走力を強化。4位の伊折駿希(岡山・倉敷南)も上位を狙う。


