第102回箱根駅伝で3大会ぶりの優勝を逃し、総合6位に終わった駒澤大学。1月3日に戦いを終えると、翌4日朝には新体制を始動。早くも来シーズンの戦いを見据え、歩みを始めました。
箱根駅伝を4年連続で走った山川拓馬選手や今大会10区で区間新記録を出した佐藤圭汰選手、前回1区で区間2位の帰山侑大選手、6区の山下りを3度任された伊藤蒼唯選手など、実力者が多くそろっていた4年生が卒業。新たなチームをまとめるべく、新キャプテンに選ばれたのは3年生の村上響選手でした。
村上選手は2年次の2024年に全日本大学駅伝に出場していて、箱根駅伝には今大会を含め2度出場しています。
始動日の朝。村上選手は新体制の選手たちへ向けて「4年生というエースの人たちが抜けますが、逆を返せばそれぞれにチャンスが回ってくる可能性が大きくあるということ。今日から全員がまた意識を変えて頑張っていけば来年の駅伝シーズンはきっと笑って終われるようなシーズンになると思います。僕たち新4年生も全員で走りきろうと思いますので、そこについてきてほしいですし、一緒に戦ってくれたらいいなと思います。1年間みんなで頑張っていきましょう」と声をかけました。
またそのなかで、村上選手は「山川さんをはじめとする歴代のキャプテンのように結果で引っ張っていくことが、現状はできていない自分なんですけど」と話しました。今回の箱根駅伝では“準エース区間”と呼ばれる4区を任されるも、右足を痛めた影響で中盤にかけて順位を落とし、区間19位。3位で受け取ったタスキを7位でつなぐこととなり、小田原の地で涙を流していました。
同期、そして後輩の前で「みんなと、1人1人と一緒に強くなっていきたいですし、強くなっていく過程を支えていけるようなキャプテンになりたい」と語った村上選手。「自分がこれからやっていくことが、駒澤の姿として1年間まわりの方の目につくことを意識してやっていかなきゃいけない。迷惑をかけた分、来年は自分がピンチのタイミングで助けられるように、僕が苦しいときはチームが助けてくれると思うので、チームが苦しいときに僕が助けられるような走りをできる選手になりたい」と決意を語りました。
また藤田敦史監督は「この4年生が抜けたら“即優勝”という言葉はなかなか言えない。(村上選手は)箱根で自分がブレーキして、チームに迷惑をかけた思いがあってキャプテンをやることになる。だいぶこの1年はきついかなと思います」と率直な思いを口にします。
それでも新チームを引っ張るキャプテンを思い、「アイツならやってくれると私は思っているので」と一言。「チームのことをすごく考えてくれる子なので、村上だったらチームを1つにして、また戦えるチームに作ってくれるんじゃないかなと思う。そこは期待したいところです。キャプテンになるので私も厳しいことを言うと思いますけど、みんなで強くなってまた優勝できるチームを作りたいと思います」と語りました。
「チームを助けられる選手になりたい」駒澤大学の新キャプテン村上響 箱根駅伝4区で涙の19位も藤田監督「アイツならやってくれる」
引用元:日テレNEWS NNN


