大阪実業団対抗駅伝競走大会 1部は大阪府警陸上部が7連覇 アンカー沖見史哉、婚約者の前で歓喜のゴール

大阪実業団対抗駅伝競走大会 1部は大阪府警陸上部が7連覇 アンカー沖見史哉、婚約者の前で歓喜のゴール

大阪実業団対抗駅伝競走大会(11日、ヤンマースタジアム長居発着~長居公園周回)男女7部門が行われ、6区間(20・2キロ)で争う1部は大阪府警陸上部が59分10秒で7大会連続の優勝を果たした。すべての区間で区間賞を獲得する圧勝で、アンカーで主将の沖見史哉が後続に大差をつけてフィニッシュした。5区間(16・9キロ)で争う女子の7部はミズノCが1時間11分18秒で2大会連続優勝。V奪回を狙ったあいおいニッセイ同和損保陸上部女子は2位だった。

1部は大阪府警陸上部が7連覇。6区間すべてで区間賞を奪う圧勝だった。2位と3秒差でたすきを受けた2区(3・3キロ)の谷原先嘉が一気に49秒差に引き離すと、その後もリードを広げる一方。アンカーで主将の沖見史哉は2位の大阪市消防局に5分以上の差をつけて勢いよくフィニッシュした。

「全員が持てる力をちゃんと発揮した結果が優勝につながった」

昨年に続いてゴールテープを切った沖見は胸を張った。守るべき存在ができ、さらに強くなった。先月プロポーズに成功した婚約者、田口清美さんが応援に駆け付けた前で「かっこいい姿を見せられるように」と張り切り、寒風をものともせず駆け抜けた。1歳上のフィアンセも「かっこよかったです♡」と満面の笑みだ。

元日の全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝)は体調不良者による急遽のメンバー交代もあって32位に終わったが、沖見は「(中9日で)疲れもあった中でしっかりと走れる準備をできたのは前進になった」と手応え。決してエリート集団ではなくても、少しずつ成長していくたくましさがチームの強みだ。

メンバーはいずれも第一機動隊に所属。伐栗直樹監督は「昨年は大阪・関西万博や阪神タイガースの優勝パレードなどがあって忙しかったし、来週には韓国の大統領の訪日の警護に行く中で(練習の)時間を大切に使えるようになった」と、勤務の合間に地道に走ってきた選手たちをたたえた。上は34歳から下は22歳までと豊かな年齢層のチームはまだまだ連覇をつないでいく。(上阪正人)

♠1区1位の中尾心哉 「スタート前に体が冷えてしまって、なかなか思うように動かず目標タイムを大幅に下回ったのは反省。先頭で帰ってこれたのはよかった。強い先輩たちに食らいついて、追い抜けるように頑張ります」