第44回全国都道府県対抗女子駅伝は11日、京都市のたけびしスタジアム京都発着の9区間、42・195キロで争われ、大阪が2時間18分19秒で3大会ぶり5度目の優勝を果たした。兵庫が9秒遅れの2位、長野が3位に入った。
神奈川は2時間21分20秒で15位。1区西山未奈美(三井住友海上)が4位で好スタートを切った。3区は11位でたすきを受け取った橋本ひかり(東橘中)が再び4位に押し上げ、4区村松帆乃美(東海大相模高)が7位でつないだ。中盤は5区藤陽由(玉川大)、6区の井上穂奏(同高)が1桁順位を維持。終盤は10位でスタートした8区平田きおか(松浪中)が7位でつなぐも、アンカー出水田真紀(第一生命グループ)の粘りが利かず順位を落とした。
■1区西山が好スタート、中高生奮闘
悔しさと喜びを都大路にしっかりと刻んだ。結果は入賞圏外の15位だったが、「誰一人最後まで集中を切らさずに走り切った」と吉川美香監督(41)。選手の姿勢を評価し、躍進のきっかけとする構えを見せた。
存在感を放ったのが1区西山。ハイペースとなった入りの1キロで先頭に食らいつき、強い向かい風も「どんなにきつくても1桁順位」と闘志を燃やした。中盤には「風よけにされたくないけど、誰も出ないから自分がいく」と意を決し、先頭集団を率いた。
その姿は、後続の中高生を勢いづけた。「元気が出た。思ったより緊張もほぐれた」と3区の橋本は11位から4位に押し上げた。初出場に高まる気持ちはぐんぐんと脚を前に運び、残り100メートルから3人を抜いて計7人抜きを達成。続く村松も「神奈川チームに貢献する思いだけを込めた」と実業団選手に臆せず懸命に腕を振り入賞圏内の7位を死守した。
吉川監督が「優勝しよう、という中高生の気合いがチームの雰囲気をつくっている。優勝した13年前にも似ている」と評価した今年のチーム。若手が頼もしい結果を残したことが来年への希望となった。
橋本は好走しながらも複雑な表情を浮かべていた。「区間8位ではまだまだ。来年も機会があるなら、別の区間でもっと良い結果を残したい」。若手の向上心はチームを強くする。
【神奈川女子区間記録】
区 選 手 名 所 属 記 録 区間 総合
1区 西山未奈美 (三井住友海上) 19分33秒 (4) (4)
2区 近藤 希美 (名城大) 13分10秒 (22)(11)
3区 橋本ひかり (東橘中) 9分33秒 (8) (4)
4区 村松帆乃美 (東海大相模高) 13分26秒 (10) (7)
5区 藤 陽由 (玉川大) 14分 3秒 (19) (9)
6区 井上 穂奏 (東海大相模高) 13分14秒 (12) (8)
7区 前田二千翔 (三浦学苑高) 13分17秒 (20)(10)
8区 平田きおか (松浪中) 10分30秒 (5) (7)
9区 出水田真紀 (第一生命グループ)34分34秒 (37)(15)
【都道府県対抗女子駅伝】神奈川粘れず15位 若手躍動、来年への希望に
引用元:カナロコ by 神奈川新聞


