中学・高校・一般、全3世代で区間賞獲得なるか 兵庫の長嶋幸宝(旭化成) 全国男子駅伝

中学・高校・一般、全3世代で区間賞獲得なるか 兵庫の長嶋幸宝(旭化成) 全国男子駅伝

 中学、高校、一般(大学生・実業団)で争う天皇杯第31回全国都道府県対抗男子駅伝競走大会(ひろしま男子駅伝=18日)。兵庫からエントリーした長嶋幸宝(旭化成)に、大会初の偉業が懸かっている。それは「全3世代での区間賞獲得」だ。

 長嶋は兵庫・氷丘中時の第25回(2020年)で2区区間賞。兵庫・西脇工高時の第28回(23年)は1区を走り、先頭でたすきを渡した。また、「同一年度の全国高校駅伝とひろしま男子駅伝のダブル1区区間賞」第1号となった。ことし元日の全日本実業団駅伝(ニューイヤー駅伝)では1区を走り、首位と6秒差の区間10位。自身2度目の“大会初”に向けて「もちろん区間賞を狙う」と意気込む。

 大会史では、2世代での区間賞獲得は長嶋を含む7選手が達成。今大会に佐賀で出場する上野裕一郎(ひらまつ病院)は、長野・佐久長聖高時代に第8回(03年)と第9回(04年)の5区で連続受賞。DeNA所属時の第19回(14年)は長野の3区で区間賞に輝いた。他に高校と一般で区間賞を獲得したのは鬼塚翔太(福岡・大牟田高、福岡・東海大)、佐藤悠基(佐久長聖高、長野・日清食品グループ)、村沢明伸(佐久長聖高、長野・東海大)がいる。

 中学と高校の2世代区間賞は長嶋のほか、松山和希(栃木・大田原中、福島・学法石川高)と吉岡大翔(長野・川中島中、佐久長聖高)の2人。特に吉岡はジュニアB優秀選手(中学MVP)とジュニアA優秀選手(高校MVP)に輝いており、大会初の「MVP完全制覇」は主に一般が獲得する優秀選手(MVP)を残すのみ。今大会にはエントリーしていないため、来年以降の見どころとなりそうだ。