「何してるのマジで」感情が揺れまくる國學院大學の前田監督 心配をよそに青木瑠郁が1区区間新

引用元:日テレNEWS NNN
「何してるのマジで」感情が揺れまくる國學院大學の前田監督 心配をよそに青木瑠郁が1区区間新

◇第102回東京箱根間往復大学駅伝競走(2日往路、3日復路)

総合2位に入った國學院大學。1区から前田康弘監督の感情が揺れ動く展開となりました。

1区を任された青木瑠郁選手(4年)は、序盤から上位に入り、レースを引っ張ると予想されていたものの、集団でまさかの最後尾に位置。

運営管理車でレースを見ていた前田監督は、「瑠郁が一番後ろ離れてるんだけど・・・。何してるの?何してるのマジで」と困惑した様子をみせます。

前田監督からの心配をよそに、集団の後方で走り続けた青木選手。実はこの場面について、「監督からは『ハイペースになったらついていけ』と言われてたんですけど、自分の中で(1km)2分50秒くらいで押せば正直10kmくらいで追いつくかな?というのを意識して走りました」と考えていたといいます。

その後、レースは3km過ぎで集団が2つに分かれ、ここで青木選手は後ろの第2集団へ。これに対しても前田監督は、「願ったり叶ったりの展開なのに、何で後ろに集団なんかにおるんや~」と心配が絶えません。

すると、7km過ぎの第1集団と第2集団が詰まってきたタイミングで、青木選手が先頭集団へ。後方での走りを気にしていた前田監督でしたが、先頭集団にいても「え?瑠郁が前に出たぞ。アドレナリン出過ぎちゃったんじゃないの?」と心配は尽きず。

それでも16km過ぎには、青木選手がスパート。手袋を投げ捨て、タスキを強く握りしめます。ここで前田監督は「よーし。瑠郁いった!これ一番いい展開」と手をたたき、ようやく笑顔。

トップに立った後、レース後半で一気にペースアップ。区間新記録の可能性も浮上すると、前田監督も「え?区間記録上回ってるって。区間記録出るよ」と今度は驚きを隠せません。

その後も後続を引き離した青木選手は、1時間00分28秒の区間新記録をマーク。前田監督の感情が右往左往する展開の中で、國學院大學史上初めて1区トップでタスキリレーをみせました。

チームは、復路でも3連覇した青山学院大学に食らいつき準優勝。総合記録は10時間40分7秒(復路新・総合新)で“史上最速の2位”となりました。