黒田朝日「全員が彼の思いを乗せて優勝しようと」 亡き仲間の思いを語る 青山学院大学が箱根駅伝3年連続9度目V

引用元:日テレNEWS NNN
黒田朝日「全員が彼の思いを乗せて優勝しようと」 亡き仲間の思いを語る 青山学院大学が箱根駅伝3年連続9度目V

◇第102回東京箱根間往復大学駅伝競走(2日往路、3日復路)

2度目の3連覇を果たした青山学院大学。5区で区間新記録を樹立し、往路優勝をもたらした“新・山の神”黒田朝日選手が大会を振り返りました。

2年連続2区を走っていた王者・青山学院大学の大エース。原晋監督は大エースの5区決断について、11月のMARCH記録会の成績と説明。「他の選手が27分台を出しましたので、1、2、3、4を十分対応できると、カバーできると、遅れることもないと踏んで朝日を使った」と明かします。

5区を走ることが決まった黒田選手は、「自分としては、区間どこを走りたいみたいなそういう強いこだわりというのはなかったので、今年は5区で行くんだという、そんな気持ちでしたね。特別何かプレッシャーを感じたりとか、そういうことはなかったですね」と話しました。

初の5区での出走。3分以上前に出た先頭を追いかけ、「走っているときに関しては、もう最後の方なんか特にきつくてきつくて本当に意識も飛びそうなレベルだった」とレース中の胸中を明かします。

さらに、インタビュアーを務める早稲田大学OBの瀬古利彦さんを気遣う様子も見せながら、「前(1位を走る早稲田大学の工藤慎作選手)が見えていたので、瀬古さんには本当に申し訳ないんですけどここは勝たせてもらおうと…」と笑顔。区間記録を1分55秒更新する異次元の新記録でチームを頂点に導きました。

またレースでは、足に星マークと数字の7を記して力走。病に倒れ、昨年2月に旅立った黒田選手の同期の皆渡星七選手の思いを胸に走りました。

黒田選手は「彼もチームの一員。全員が彼の思いを乗せてしっかり優勝しようという思いで走りました」と力を込めました。

青山学院大学は3年連続9度目の総合優勝。直近12年で9度の大会制覇と圧倒的な強さをみせています。