【箱根駅伝】青学大・原監督 見抜いた黒田の適性 1区16位から大逆転「100点満点。輝きました!」

【箱根駅伝】青学大・原監督 見抜いた黒田の適性 1区16位から大逆転「100点満点。輝きました!」

 ◇第102回東京箱根間往復大学駅伝・往路(2026年1月2日 東京・大手町~箱根・芦ノ湖=5区間107・5キロ)

 運営管理車から降りた原監督は、ホクホク顔だった。1区16位からの大どんでん返し。エース黒田を当日変更で5区に配置する勝負手が見事にハマった。優勝インタビューでは「本当に凄いキャプテン。感動しました。シン・山の神、誕生です!」と絶叫した。

 黒田の山上り適性は1年時から見抜いていたという。「自然と前傾姿勢。ハイブリッド走法というのか、無酸素に陥っても再生する生理的、身体的な能力がある」と分析。発令した「輝け大作戦」は往路を終え「100点満点。輝きました!」と高評価だった。

 戦力の底上げも奏功した。11月のマーチ対抗戦で多くの選手が好タイムを連発。「その後も1~4区の選手が大きく成長した」と振り返る。序盤区間の戦力にめどが立ったことで、黒田を3年連続の2区ではなく5区配置を検討。指揮官は「12月の最後の1週間で決断しました」と明かした。1区予定の荒巻が大みそかに発熱するアクシデントがあり、4区予定の小河原が1区へ配置転換。緊急登板ながら4区区間3位と力走した平松について「本当に良い走りをしてくれた」とねぎらった。

 2位・早大と18秒差で折り返すが「復路は準備できている」と言う。6区には1年生の石川を投入予定。「山下りは自信を持っている。(2位以下との差が)2分以内に入らないレースをしたい」と青写真を描いた。