【箱根駅伝】青学大・平松享祐、亡くなった先輩・皆渡星七さんとの“2年前の約束”が現実に…当日変更の“代役”から往路Vの立役者へ

引用元:中日スポーツ
【箱根駅伝】青学大・平松享祐、亡くなった先輩・皆渡星七さんとの“2年前の約束”が現実に…当日変更の“代役”から往路Vの立役者へ

◇2日 箱根駅伝・往路

 大会3連覇を狙う青学大が5時間18分8秒の新記録で3年連続8度目の往路優勝を果たした。1区で16位と出遅れたが、徐々に順位を上げて、山登りの5区でエースの黒田朝日主将(4年・玉野光南)が5位から一気に逆転した。3日の復路では史上初となる2度目の総合3連覇が懸かる。

 4区でチームを8位から5位に押し上げた平松享祐(3年・中部大第一)は当初、出場しない予定だった。しかし、急きょ走ることが決定。大役を果たし、「出走が決まって心臓がバクバクしたが、みんなのおかげで納得のいく走りができた」と穏やかな笑みを浮かべた。

 12月29日には交代要員として4区に登録。1区荒巻、4区小河原の予定だったが、同月31日に荒巻が胃腸炎を発症。11番手だった平松が往路優勝への鍵を握る4区を任されることになった。

 過去2大会は、いずれも当日のエントリー変更で出走できなかった。同月11日の壮行会時には、青学大の先輩で昨年2月に悪性リンパ腫のため21歳の若さで亡くなった皆渡星七(みなわたり・せな)さんとの過去の約束を明かした。ともに当日変更で補欠にまわった2年前、「来年は一緒に箱根を走ろう」と約束。先輩の思いも背負って、チームのヒーローとなった。