【箱根駅伝】駒大 新体制初Vのカギは往路…首位との差は「2分以内にしないと逆転は難しい」

引用元:東スポWEB
【箱根駅伝】駒大 新体制初Vのカギは往路…首位との差は「2分以内にしないと逆転は難しい」

 3度目の正直なるか――。第102回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)の注目校を6回に分けて紹介する連載の最終回は、全日本大学駅伝覇者の駒大をピックアップ。絶対的エースを中心とした4年生カルテットで、新体制での初Vを狙う。

【群雄割拠の箱根路に挑む6強たち(最終回)】就任3年目を迎えた藤田敦史監督(49)はチームの状態に手応えを感じている。就任1、2年目はともに総合2位だった。

 しかし、今季は主将・山川拓馬、エース・佐藤圭汰、伊藤蒼唯、帰山侑大(いずれも4年)の4本柱を軸にした豊富な戦力を誇る。「夏場はちょっと故障もあって、全員が夏合宿にそろわない時期もあったが、4年生を中心にまとまったチームに仕上がってきた。今年の夏は中間層の選手が頑張って、その成果が出てきた。箱根駅伝は選手層を武器に戦える」と自信を口にした。

 今季は駒大、青学大、国学院大、中大、早大、創価大の6強を中心とした戦いになると見方が強い。大八木弘明総監督(67)も「今年は結構、激戦だと思う。出雲駅伝、全日本大学駅伝を見ても結構競っている。出雲駅伝で優勝した国学院、中央大、青学大、早大、創価大の選手層がしっかりしている。厚いなという感じがしているので、その大学あたりが競い合うんじゃないかな」と指摘した。

 カギになるのは往路だ。近年はライバルチームがこぞって有力選手を配置。藤田監督は「優勝に越したことはないが、負けても3番以内、タイムでは(首位との差を)2分以内にしないと復路での逆転は難しい」と分析した。

 ライバルたちが「爆発力のあるランナー」と警戒する佐藤は2区での起用が有力だ。「普段の練習でも坂が多いところを走って、少しでも坂への耐性をつくった。走行距離は全日本大学駅伝の前よりも週に20~30キロは増えた。自分が走って他校のエースに勝ち、チームに流れをつくりたい」と気合十分。

 勝敗を左右する往路でゲームチェンジャーの役割を果たし、新体制で初めての頂点をつかみ取る。