師走の都大路を駆け抜ける全国高校駅伝が21日、たけびしスタジアム京都発着のコースで開かれる。
第76回の男子(7区間42.195キロ)は、同様の距離であった都道府県予選で9校が2時間4分台以内の記録を出した。例年に比べて高速レースが予想される。
中でも仙台育英(宮城)の実力が抜きんでている。昨年1区を走った近江亮(3年)を欠きながら、予選で出場校中1位の2時間1分45秒を記録。ベストメンバーで挑めば、大会初の2時間0分台も狙える。千葉裕司監督は「選手にはギリギリを攻めて大会記録になるタイムを提示する。勝たせてあげたい」。
学法石川(福島)は5000メートルで高校歴代3位の記録を持つ増子陽太と同8位の栗村凌(ともに3年)の走りで優勝争いに食い込みたい。鳥取城北は、昨年2位の大牟田(福岡)からほとんどの部員が転校して集う。2連覇中の佐久長聖(長野)も上位をうかがう。
第37回の女子(5区間21.0975キロ)は、近年優勝経験がある強豪校同士の競り合いになりそうだ。仙台育英はここまで3年連続準優勝で、今年の予選は出場校で唯一の1時間6分台をたたき出した。長森結愛(1年)は他校の実力者に競り勝ち、精神的な強さも光る。釜石慶太監督は「長森は歴代のエースに匹敵する選手。3、4区で抜け出し、勝負をかけたい」。
昨年3位の大阪薫英女学院は選手層が厚く、全体のレベルが高い。予選は大会記録を更新して優勝した。連覇をねらう長野東は前年1区区間賞で、2026年1月の世界クロスカントリー選手権U20代表に選ばれた真柴愛里(3年)が引っ張る。
800メートル日本代表で東京世界陸上に出場した東大阪大敬愛の久保凛(同)、10月の国民スポーツ大会で3000メートル優勝の立命館宇治(京都)の芦田和佳(のどか)(3年)らの走りにも注目が集まる。(平田瑛美)
仙台育英が軸、男子は大会記録も視野 全国高校駅伝21日号砲
引用元:朝日新聞


