引用元:朝日新聞
来年度に本格化する中学校部活動の地域移行に向けて、住友電気工業の伊丹製作所が兵庫県伊丹市教育委員会と連携協定を結んだ。トップアスリートを抱える同社陸上競技部の元選手らが市内の地域クラブを指導する。
18日に伊丹製作所の原田敬三所長が市役所を訪れ、伊丹市教委の太田洋子教育長と協定書を交わした。
伊丹市の市立中学8校は来年度、3年生の引退後に部活動がなくなり、中学生のスポーツ・文化活動は地域クラブに全面的に移行する。
これに向けて、伊丹陸上競技協会が主体となってNPO法人「伊丹ジュニアT&Fクラブ」を設立。陸上競技の二つの地域クラブを運営し、希望する教員らに加えて、伊丹製作所に在籍する陸上競技部の元選手が交代で指導する。NPOの運営も支援するという。
住友電工陸上競技部は、今年の東京世界陸上で男子400メートルリレー決勝の1走として6位に入賞した小池祐貴選手をはじめ、多くのトップアスリートが所属する。伊丹製作所の現役選手では、梅原紗月選手が今年の日本選手権女子400メートルハードルで優勝した。伊丹市には住友総合グランドがあり、地域クラブの活動でも利用する予定だ。
伊丹製作所の原田所長は「中学生の子どもたちが継続的に質の高い指導を受けられる環境づくりに貢献したい」とあいさつした。(小池淳)


