来年1月2、3日の東京箱根間往復大学駅伝(箱根駅伝)で30年ぶりの総合優勝を目指す中大が東京・八王子市の多摩キャンパスで取材会を行った。5強の一角と目され、エントリー16人の1万メートルの平均タイムが大会史上初の27分台となった〝史上最速軍団〟を率いる藤原正和監督は「目標は総合優勝。大会まで残りの半月、地に足をつけて当たり前のことを当たり前にやって、当日をいい形で迎えたい」と力を込めた。
エントリー16人中、1万メートルの自己ベスト27分台が6人。平均タイムは27分55秒98だ。「上半期は例年通りスピードの強化を行い、夏合宿以降は例年と過ごし方をガラッと変えて箱根駅伝一本を見据えて徹底した走り込みを行った」と指揮官。その反動でコンディションが落ちていた10月の出雲駅伝は10位と苦しんだが、11月の全日本大学駅伝では2位となり、総合優勝へ準備は着々と進んでいる。
前回大会は連覇を果たした青学大と11分30秒差の5位。「優勝に向けて平地では青山(学院)さんとそんなに差がない。山でやられたタイム差だけ箱根では負けたというのが大きな課題」と指揮官はいう。その課題を克服すべく夏合宿以降は山上りの5区、下りの6区を見据えた対策も進めてきた。
早大の工藤慎作らは5区での1時間8分台も視野に入れている。それでも藤原監督は「さすがにそこまでは上りに望んではいません。平地でアドバンテージを得た中で、山に(たすきを)渡してやりたい。70分から71分ぐらいできっちり来てくれれば」と、山区間の合計で2時間18分切りを目標にした。
今月10日の箱根駅伝トークバトルでは溜池一太(4年)の2区起用を明言した指揮官だが、この日はオーダーについては多くを語らなかった。「今大会は絶対に接戦になる。山が終わってから3、4校で7、8区で1分以内の差で推移するのではないかと思う。いかに7、8区に強い選手を置けるか、10人のパズルをどうはめるかは常に考えています」と指揮官。ギリギリまで最善の組み合わせを熟考する。
2大会前も総合優勝を目標に掲げたが、直前で体調不良が続出して13位に沈んだ。「(自信があるのは)断然、今年です」と指揮官。30年ぶりに先頭で大手町に帰る。
中大・藤原正和監督「今大会は絶対に接戦になる」 1万メートル27分台を6人そろえて30年ぶり総合優勝へ/箱根駅伝
引用元:サンケイスポーツ


