引用元:中日スポーツ
日本陸連の年間表彰式「アスレティックス・アワード」が29日、東京・国立競技場で開かれた。東京運動記者クラブ選出の新人賞には、7月の全国高校総体の男子100メートルで10秒00の日本高校記録を樹立して制した清水空跳(そらと、16)=星稜高2年=が選出された。最優秀選手には、9月の世界選手権東京大会女子20キロ競歩銅メダルの藤井菜々子(26)=エディオン=が輝いた。
現役高校生の清水は、学ラン姿でアワードに登場。華やかなスーツやドレスで着飾る選手を横目に、「僕もスーツを着たかったんですけど…」と本音をのぞかせた。それでも、昨年新人賞を受賞した久保凜や落合晃の名を挙げながら、「高校生で授賞されていて『すごいなぁ』と思っていた。自分も高校生として授賞できてうれしい」と喜びを語った。
9月の世界選手権には、今後への期待も込めてリレー代表に選出された。出走はかなわなかったが、桐生祥秀らと練習をともにし、「挑戦者としていろんなことを学べた。バトンの受け渡しの技術や、人としてのあり方など、たくさんコミュニケーションを取れた」と振り返る。
来季に向けては、「1番の目標は(100メートルで)9秒台で走ること」と、高校入学後から変わらない目標を掲げる。「10秒01の桐生さんの高校記録を絶対に9秒台にしてやると思って、高校での競技生活を始めた。ここで満足せずに9秒台で絶対走りたい」とさらなる飛躍を誓った。


