【陸上】パリ五輪代表の小山直城、葛西潤などOBが集結し、思いを語る 箱根駅伝シンポジウム

引用元:日刊スポーツ
【陸上】パリ五輪代表の小山直城、葛西潤などOBが集結し、思いを語る 箱根駅伝シンポジウム

 正月の風物詩の箱根駅伝を走り、国内外で活躍するOBランナーが当時の舞台裏などを語り合う「箱根駅伝シンポジウム」が21日、東京都内で開催された。

 ゲストには東農大出身で2024年パリ五輪(オリンピック)男子マラソン代表の小山直城(29)と、創価大出身で同1万メートル代表の葛西潤(25)のホンダ所属の両選手。08年北京五輪マラソン代表で現在は母校の山梨学院大で指揮を執る大崎悟史監督(49)も登壇した。

 コーディネーターを務めた神奈川大の大後栄治元監督(61)とともに「箱根路が育む挑戦」をテーマに語り合った。

 小山は17年に関東学生連合メンバーとして4区を走った。ホンダに加入後はマラソンランナーとして力を付けてきた。今年9月の世界選手権東京大会に出場。1番の思い出には予選会を挙げたが、「大学入学したのは箱根駅伝に走るためだった。関東学生連合で出場できたのはいい思い出」と振り返った。

 葛西は1年時から4年連続で本戦に出走。4年時には7区区間賞を獲得した。ホンダ加入後の昨年の日本選手権1万メートルで初優勝。9月の世界選手権も1万メートルで決勝に進出し、22位だったが、積極的に前に出るなどの見せ場を作った。4度の箱根路を経験できたことには「個人で走る陸上競技の中でタスキをつなぐのはすごく楽しかった。『誰かのために走る』のは特別な経験だった」と懐かしんだ。

 大崎監督は大学時代に2度のアンカーを務め、区間トップに輝いた経験を持つ。卒業後はNTT西日本に進み、マラソンランナーに。その後は実業団、母校のコーチを経て、昨年から母校で指揮を執り始めた。

 10月の予選会は3位通過。今シーズンからはサンリオとスポンサー契約を結び、ユニホームに人気キャラクター「キティちゃん」のワッペンも入り、注目も集まる。大崎監督は「まだ1カ月ちょっとある。去年より力がついていて楽しみだが、あまり持ち上げすぎると…。シードには絡めたらいいかなと思います」と話した。