今年の第101回箱根駅伝(1月2、3日)5区2位で“山の名探偵”の異名を持つ早大の工藤慎作(3年)、帝京大の柴戸遼太(4年)、山梨学院大のブライアン・キピエゴ(3年)、中央学院大の近田陽路(こんだ・ひろ、4年)が5日、アシックスの「ASICS×EKIDENMeetup~あの日々を、強さにかえていけ。~」に登壇。勝負の第102回箱根駅伝(来年1月2、3日)へ、工藤は3年連続5区を希望し「昨年課題も見つけているので、改善することで5区区間新記録が出せる。早稲田のストロングポイントとして狙っていきたい目標です」と前回、青学大の若林宏樹がマークした区間記録(1時間9分11秒)越えをターゲットに定めた。
今季、早大には抜群の勢いがある。10月の出雲駅伝は学生3大駅伝で14年ぶりの表彰台となる2位。工藤も6区3位で貢献した。11月の全日本大学駅伝は、工藤が衝撃の記録をたたき出した。最終8区でタスキを受けるとグングンペースを上げ、早大OBの渡辺康幸氏が1995年に記録した日本人最高記録、56分59秒を30年ぶりに越える56分54秒をマーク。チームは5位でフィニッシュした。
実は1年時の全日本大学駅伝では4区13位と力を出し切ることができなかった。「かなり苦しいレースでした」といい、落ち込んだ時期もあったが「乗り越えて、直近の全日本では渡辺康幸さんの記録を抜くことができた。2年前のレースはトラウマではありますが、今の原動力になっています」と壁を乗り越えたからこその、大記録だった。
人気漫画「名探偵コナン」の主人公、工藤新一に名前が似ていることなどから、“山の名探偵”としても注目を集めた工藤。来年の箱根総合優勝へ鍵は「復路にあると思います」と明かす。「全日本大学駅伝でも、エース区間というより3区から6区の“つなぎ区間”と言われるところでかなり差が出た」と分析し、「復路のメンバーに奮起してもらえれば、(2010年度の)3冠した時から早稲田が優勝していないという問題を解決できると思います」と名セリフになぞらえて、力強く意気込んだ。
“山の名探偵”早大の工藤慎作「早稲田が優勝していない問題を解決」箱根駅伝15年ぶり制覇へ「復路」を重視
引用元:スポーツ報知

