早大の花田勝彦監督「優勝を目標に掲げられるチームになった」補欠温存の山口智規は「非常に調子が良い」…全日本大学駅伝

引用元:スポーツ報知
早大の花田勝彦監督「優勝を目標に掲げられるチームになった」補欠温存の山口智規は「非常に調子が良い」…全日本大学駅伝

 今季の学生3大駅伝第2戦、全日本大学駅伝は2日、名古屋市熱田神宮西門前スタート、三重・伊勢市伊勢神宮内宮宇治橋前ゴールの8区間106・8キロで行われる。2日は名古屋市内で監督会見が行われ、10月の出雲駅伝で2位と健闘した早大・花田勝彦監督は「テーマは“先頭の景色”。最初の流れが非常に重要ですので、1、2、3区は状態の良い選手を並べています。ようやく優勝を目標に掲げられるチームになってきた」とうなずいた。

 期待のルーキー鈴木琉胤(るい、1年)を2区、堀野正太(1年)を3区に配置。主力の山口竣平(2年)を7区、“山の名探偵”こと工藤慎作(3年)を最終8区に登録した。

 出雲駅伝で2区9人抜きの区間賞を獲得した山口智規(4年)は補欠に温存。当日変更で「勝負区間」に投入されることが見込まれるが、花田監督は「山口は非常に調子が良い。どこかのゲームチェンジャーになると思います」と期待を込めた。

 全日本大学駅伝は2018年から区間割が大きく変更され、7区が2番目に長い17・6キロ、最終8区が最長の19・7キロとなった。駅伝は「先手必勝」が鉄則だが、主力選手を序盤の区間に投入するか、終盤の長い区間に残すか、各校の戦略は見所のひとつ。伊勢路でも、出雲路に続く熱いレースが期待される。

 昨年大会の覇者で今季開幕の出雲駅伝でも連覇し、昨季からの3大駅伝で4戦3勝の強さを見せる国学院大が優勝争いの中心になるだろう。エース山口、スーパールーキー鈴木、“山の名探偵”工藤を中心に出雲駅伝2位と健闘した早大、出雲駅伝で全6区間を3~5位にまとめて3位となった創価大、全日本大学駅伝で最多の16勝を誇る駒大も有力な優勝候補。出雲駅伝6位の城西大、同7位の青学大、同10位の中大は出雲路から巻き返して優勝争いに加わる力を持つ。

 ハーフマラソンで争われた箱根駅伝予選会(10月18日)から2週間で臨む中央学院大、順大、日大、東海大、大東大、日体大、立大は、どれだけ疲労回復できたか、が鍵を握る。

 全日本大学駅伝の大会ルールでは、出場各校が10月8日に選手16人を登録。その中から10月30日正午までに1~8区の選手と補欠5人を登録。レース当日の午前6時30分まで区間登録選手と補欠登録選手を3人以内、交代できる。