<陸上:相模原クロスカントリー大会>◇14日◇神奈川・相模原ギオンスタジアム◇ジュニア男子の部5キロ
1月の箱根駅伝で史上初の同一チーム2度目の3連覇を達成した青学大のルーキーたちが、「入学前デビュー」を飾った。
新加入11選手のうち8選手が出走。古川陽樹(岩手・盛岡大付高3年)が15分4秒で優勝した。
8日の入寮式からまもなく1週間。相模原ギオンスタジアム発着の芝生やウッドチップを含むクロスカントリー仕様のコースで古川は、序盤から先頭をけん引した。
途中、春から青学大の同期となる藤岡孝太郎(兵庫・須磨学園)とトップ争いを繰り広げた。
練習の一環だったが、「藤岡が前に出てきた時に勝ちたくなっちゃって」と笑う古川。ラスト800メートルでスパーク。2位藤岡に5秒差をつけてゴールテープを切り、新人レースをチームトップで飾った。
「新入生の中で持ちタイムが1番よくて入学できたので、そこのプライドじゃないけど、ちゃんと勝ち切らないとこれからに行けない」。順調なスタートを切り、誇った。
昨年7月の全国高校総体(インターハイ)では男子5000メートル7位入賞。今年1月の全国都道府県対抗男子駅伝では1区を担った。
15年の箱根駅伝初優勝から12年間で9度の優勝を誇る名門に進んだ理由は「1番はやっぱり箱根駅伝が強いことと、その箱根駅伝を目指す中で、トラックもしっかり強いから」。
さらに「自分が陸上を始めたきっかけの選手が1年生で10区を走っていた。進路を決める時も1年生の小河原陽琉さんが10区を走った時に区間賞を取ったのを見てビビッときた」。
同じ岩手県出身で東洋大時代に10区を走った及川瑠音(現NDソフト)が憧れというが、2年前の箱根路で10区区間賞でフィニッシュした小河原の走りに影響を受けて入学を決意した。
入寮後は、今年の箱根路で花の2区を走った飯田翔大(2年)とルームメートに。「覚えきれない」と苦笑いするほどの陸上や日常生活の規律などを先輩から学んでいる。
1年目は箱根駅伝10区の出走を目標に掲げた。「まずは力をつけて、箱根駅伝でメンバー入りすることを最大の目標でやっていきたい」。フレッシュグリーンの新星が産声を上げた。【泉光太郎】
◆古川陽樹(ふるかわ・はるき)2007年4月8日、岩手県生まれ。小学4年時、地元の駅伝大会で及川瑠音(現NDソフト)の走りに憧れて陸上を始めた。滝沢中3年時は全国中学校体育大会3000メートルで11位。盛岡大付高に進学し、3年時は全国高校総体(インターハイ)で男子5000メートル7位入賞。今年1月の全国都道府県対抗男子駅伝では1区を担った。5000メートルの自己ベストは13分58秒62。好きな芸能人は竹内涼真。趣味はグルメ巡りと散歩。171センチ、56キロ。
【陸上】箱根駅伝V3青学大の新入生が「入学前デビュー」盛岡大付高の古川陽樹が優勝
引用元:日刊スポーツ

