女子のトップ選手が競う名古屋ウィメンズマラソン(中日新聞社など主催)がバンテリンドームナゴヤを発着する42・195キロのコースで、8日午前9時10分にスタートする。今秋の愛知・名古屋アジア大会や2028年ロサンゼルス五輪の代表選考会「マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)」への出場者選考を兼ねるレースには国内の有力選手が集結。高いレベルの優勝争いが期待される。
【金哲彦さん展望】
日本記録を持つ前田穂南さん、大会優勝経験のある安藤友香さんやチェプキルイさんに、トラックで実績のある五島莉乃さんや樺沢和佳奈さんも加わりました。これだけ豪華な選手がそろうことは珍しいです。記録は天候にも左右されますが、日本記録更新や複数の日本人選手が2時間20分を切る可能性もあると思います。
日本人選手では格上といえる前田さんは、自分から勝負にいって日本新記録を出した2年前の大阪国際女子のようなレースを再現してもらいたいです。背が高く、手足も長いので、集団で走るよりものびのびと自分のペースで走った方が持ち味が出ると思います。海外勢についていくのではなく、例えば30キロを過ぎたあたりで「いけるかな」と思ったときに自分で仕掛ける展開になれば面白くなります。
最低限、MGCへの出場権を取ることを目標にする選手が多いと思いますが、各選手の実績を見れば2時間23分30秒をクリアすることは難しくないと思います。プレッシャーは少ないですし、仕上がっていれば好記録が出る条件はそろっています。五輪では東京、パリと2大会連続で入賞していますが、メダルとなれば2時間17分台や18分台で走る選手が出てきてほしいです。
1月の大阪国際女子では初マラソンだった矢田みくにさんが2時間19分57秒で走りました。「私にも出せる」と思う選手も出てきたと思います。2時間17分台の記録を持つアフリカ勢の2人に勝つことは簡単ではありませんが、世界には2人よりもっと速い選手がいます。今回のレースでは記録とともに、外国人選手とどこまで戦えるかにも注目したいです。(マラソン解説者)
【名古屋ウィメンズマラソン】強豪集結で日本記録更新や『2時間20分切り』続出の予感も 外国人選手とどこまで戦えるかにも注目【金哲彦さん展望】
引用元:中日スポーツ


