【東京マラソン】山の名探偵・工藤慎作にMGC切符 早大・花田監督「将来的には3分台」の期待

引用元:東スポWEB
【東京マラソン】山の名探偵・工藤慎作にMGC切符 早大・花田監督「将来的には3分台」の期待

〝山の名探偵〟の可能性は無限大だ。陸上の東京マラソン(1日、東京都庁~東京駅前・行幸通り)が行われ、工藤慎作(早大3年)は初マラソンで2028年ロサンゼルス五輪へのチャンスをつかみ取った。

 工藤は1月の東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)で3年連続の5区を務めたことで山のイメージが強いが、ハーフマラソンでも昨年2月に日本歴代4位タイの1時間0分6秒をマーク。同7月の世界ユニバーシティー夏季大会を大会新記録で制するなど、平地での強さも見せつけている。

 今大会も2時間7分34秒の総合20位で日本勢5番手に入り、来年10月のロサンゼルス五輪代表選考会「マラソン・グランド・チャンピオンシップ(MGC)」の出場権を獲得。レース後に早大の花田勝彦監督(54)は「元々はこの1年間、5分半を目標にやってきた。それが12月末から箱根にかけて調子が悪く、その後も思ったように練習がいかなかったので、設定を6分半~8分に修正した」と出走前のプランを説明した。

 マラソン練習は「本当に基本的なことをちょっとやっただけ」と準備万端ではなかった中、最低限の目標だったMGC出場権獲得を達成してポテンシャルの高さを証明。「まだまだ伸びしろがすごくあると思う。もっと行けると思いますね。3分台では将来的には行けると思っている」と期待を寄せた。

 今後には「きっちり(今回の)目標を達成したので、これからまた相談しながら1年積み上げ、またMGCの前にもう1回くらいマラソンにチャレンジできるのではと思う」と青写真を描く。着実に大舞台への切符をつかみにいく構えだ。