引用元:スポニチアネックス
◇東京マラソン(2026年3月1日 東京都庁前~東京駅前の42.195キロ)
今秋の愛知・名古屋アジア大会の日本代表選考会を兼ねて行われ、前回優勝のタデセ・タケレ(23=エチオピア)が2時間3分37秒で2連覇を飾った。日本記録保持者の大迫傑(34=リーニン)が2時間5分59秒で日本人トップの12位に入った。前日本記録保持者の鈴木健吾(30=横浜市陸協)は昨年12月のバレンシアマラソンで自身の日本記録を1秒更新した大迫らと集団でレースを展開。36キロ過ぎからは大迫と日本人トップを懸けての一騎打ちとなり、40キロで一度は前出たものの抜き返され、2時間6分9秒の13位でフィニッシュした。
鈴木は昨年10月に富士通を退社してプロ転向。「独立して初めてのマラソンだったので自分の中で大切にしていた」というレースで来年10月の2028年ロサンゼルス五輪代表選考会「マラソングランドチャンピオンシップ」(MGC、名古屋)の出場権を獲得した。「まずはMGC出場権を獲得しないと私の中ではスタートが切れないと思っていたので、そこをなんとかまとめられたのはよかった。リスタートとしてはよかったかなと思う」。新しい環境でまずは結果を残した。
3月限りでの現役引退を表明している妻の一山麻緒(28=資生堂)が応援に駆けつけており、レース後には笑顔で記念撮影に収まる場面も見られた。一山が出場した2024年パリ五輪では鈴木が代表入りを逃しており、夫婦同時五輪は実現できず。2028年のロサンゼルス五輪を目指す鈴木は「次は私が連れて行けるように頑張りたい」と2年後への思いを語った。

