引用元:毎日新聞
◇第74回別府大分毎日マラソン(1日、大分市高崎山・うみたまご前―ジェイリーススタジアム)
◇男子優勝=ゲタチョウ・マスレシャ(エチオピア、2時間6分49秒)
狙い通りのスパートが奏功し、優勝を手にしたのはエチオピアの25歳、ゲタチョウ・マスレシャだった。自身3回目というフルマラソンで手にした栄冠に「自己ベストを出せたことも非常にうれしく思う」と笑みを浮かべた。
2位に入った吉田祐也らが引っ張っていた先頭集団を突如抜け出たのは、34キロにさしかかるところだった。
実はレース前から「33キロ以降で出ようと思っていた」という。そこに先頭集団のペースダウンも重なり、心置きなく仕掛けることができた。
35キロ以降は強風が吹きつけ、吉田や黒田朝日から追いかけられる展開になった。時折、後ろを見やりながら、逃げ切ることだけを考えた。大崩れせず安定したペースを刻んで先頭でフィニッシュした。
マラソン選手として、経験を積むのはこれからだ。憧れるのは、2004年アテネ、08年北京のオリンピック男子1万メートルで金メダルを獲得し、マラソンでは37歳で2時間1分台をマークした母国の英雄、ケネニサ・ベケレ。「彼のようになれれば」と息長いランナーを目指している。【岩壁峻】


