引用元:サンケイスポーツ
「第45回大阪国際女子マラソン」(25日、大阪・ヤンマースタジアム長居発着=42.195キロ、サンケイスポーツなど主催、奥村組協賛)2024年大会以来、2度目の出場となったステラ・チェサン(29)=ウガンダ=が2時間19分31秒で初優勝した。
勝利の喜びをかみしめながら両手を広げ、ゴールテープを切った。2時間17分55秒の記録を持つエデサら実力派のエチオピア勢2人、日本の新鋭・矢田に競り勝ち、2度目の浪花路で初めての女王に輝いたチェサンは静かにほほえんだ。
「強い選手に勝ててうれしい。自信につながりました」
レース前のプランを忠実に遂行した。勝負どころを逃さず、40キロ手前で4人の先頭集団から一歩前に出ると、そのまま加速。徐々にリードを広げ、最後は2位のベダドゥ・ヒルパ(エチオピア)に23秒差をつけて逃げ切った。
「38キロまではグループの後ろについて前に出ない」というコーチの指示をしっかり守ったことで「最後の3キロでペースを上げることができました」と胸を張る。
暑いアフリカからの来日。だが、朝は気温6度ぐらいしかないという標高約2400メートルにあるケニアの練習拠点でトレーニングを重ねており、日本の寒さ対策も万全だったという。
2時間18分26秒のウガンダ国内記録を持ち、24年パリ五輪は8位。昨年の世界選手権東京大会は12位だったが、最後までメダル争いに絡んだ。今後はロス五輪出場と、さらなる飛躍を目指す。
今回は5歳の息子のイラン君をウガンダに残して来日。まずは愛するわが子に勝利を報告し、その後はさらに強くなったママの姿を見せつける。(月僧正弥)


