引用元:中国新聞デジタル
18日に広島市などであった全国男子駅伝(天皇杯第31回全国都道府県対抗男子駅伝競走大会)。黒田朝日(青学大、玉野光南高出)を中心にまとまった岡山県チームは、過去最高の4位でゴールした。箱根駅伝の5区山上りで区間記録を大幅に更新し「シン・山の神」の異名を取る。まばゆいほどの存在はしかし、孤高ではなかった。
ミーティングで選手が目標を3位と決めた。中高生からは黒田への質問が相次いだ。「一丸でいくぞという雰囲気。団結力があった」と黒田。「50~60%」という状態で、3区を区間5位で走った。トップとの差を23秒詰める3位でつなぎ、ベストを尽くした。
有安監督(水島工高)は圧倒的存在を3区に置いた。「彼の前はリラックスできる。後ろもうまく流れる」。狙い通り1区首藤(倉敷高)が7位、2区伊折(倉敷南中)が5位でつなぐ。黒田の後を受けた4区山下(倉敷高)は「誇らしく心強かった。明るい雰囲気にしてくれた」と喜んだ。
7区で主将の池田(中国電力)は区間3位でも、一時浮上した3位を逃して何度も謝った。「朝日を見てきらきらしていた中高生に、悲しい思いをさせた」。そんな池田にまず声をかけたのも黒田。岡山を一つにした。


