増子陽太たち高校生の精鋭ずらり 「直接対決」振り返る 全国男子駅伝

増子陽太たち高校生の精鋭ずらり 「直接対決」振り返る 全国男子駅伝

 天皇杯第31回全国都道府県対抗男子駅伝(ひろしま男子駅伝=18日)には、5000メートル13分台の高校生が29人エントリーしている。昨年12月にあった全国高校駅伝の「花の1区(10キロ)」で日本人歴代最高タイム(28分20秒)で走破した増子陽太(福島・学法石川)をはじめ、各都道府県を代表する精鋭がずらり。安芸路での結集を前に、過去の全国駅伝での主な「直接対決」の結果を調べた(所属は全て現在)。

【2025年12月 全国高校駅伝1区(10キロ)】

 6キロ過ぎでペースを上げた増子が後続を引き離し、従来の日本人最高タイム(28分43秒)を大幅に更新した。全国高校総体と国民スポーツ大会少年Aの5000メートルで2冠に輝いた新妻遼己(兵庫・西脇工)も28分40秒と健闘して区間2位。3位本田桜二郎(鳥取・鳥取城北)、4位松尾航希(千葉・市船橋)、5位五十嵐新太(茨城・水城)までが28分台をマークした。

【25年1月 ひろしま男子駅伝1区(7キロ)】

 増子がトップと14秒差の19分47秒の区間3位。1、2年生の中では、今大会にエントリーしていない2位近江亮(宮城・仙台育英)に次いでたすきを渡した。新妻遼は19分54秒で4位だった。

 新妻遼と同タイムの5位には、当時の出場高校生の5000メートルランキングで37位(14分8秒90)だった田村幸太(大阪・関西創価)が粘り込んだ。今大会の同ランキングは29位(13分59秒74)ながら、快走の再現に期待が懸かる。

【24年12月 全国高校駅伝3区(8・1075キロ)】

 上り基調の区間で、鈴木大翔(宮城・仙台育英)が23分53秒の区間2位と力走した。門間蒼大(熊本・九州学院)が24分10秒で3位。増子は24分13秒で4位だった。

【23年1月 ひろしま男子駅伝2区(3キロ)】

 現高校3年生が中学3年生で臨んだ大会。新妻遼が8分17秒で区間賞に輝き、6区区間賞の増子を抑えて中学MVPも受賞した。双子の弟昂己が発熱で欠場する中での快走で、当時の取材に「弟の分も頑張ろうと思った」と答えている。

 6秒差の区間2位に五十嵐が入り、3位栗村凌(福島・学法石川)、4位土間董哉(広島・世羅)と続いた。

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 各チームが大会事務局に届け出た予想エントリーによると、今大会に出場する5000メートル13分台の高校生29選手のうち19選手が1区。増子が世代トップの座を守るのか、新妻遼が奪還するのか、新王者が現れるのか。注目の7キロとなりそうだ。