全国男子駅伝、47都道府県のチーム力分析③甲信、北陸、中部

全国男子駅伝、47都道府県のチーム力分析③甲信、北陸、中部

 天皇杯第31回全国都道府県対抗男子駅伝競走大会(ひろしま男子駅伝=日本陸連主催、、NHK共催)は18日、広島市中区の平和記念公園前を発着する7区間、48キロである。47都道府県の戦力をを地域ごとに紹介する。

⑮山梨 過去最高順位23位(2010年)

 インターハイ800メートル3位の1区佐藤新太(山梨学院高)のスピードに期待。昨年3区18位の市川大世(中央学院大)に好位置でつなぎたい。4、5区は高校1年の鴨作大夢(東海大甲府高)と朝倉悠羽(山梨学院高)に託す。全国中学校駅伝1区5位の6区田辺瑛都(塩山中)は1人でもペースをつくれる。一丸で過去最高順位を目指す。

⑯新潟 過去最高順位8位(17年)

 8度目の出場となる岸本大紀(GMOインターネットグループ)が柱となる。高校生も好調だ。昨年5区25位の丸山展(中越高)が1区で良い流れをもたらし、全国高校駅伝3区16位の佐藤悠斗(中越高)が5区を担う。アンカーは全日本大学駅伝7区7位の山崎丞(日体大)で、2018年以来の10位台を目指す。

⑰長野 過去最高順位優勝(11度)

 大会初の5連覇へ、高見沢勝監督は「中学生と一般で勝負を懸ける」と戦略を練る。前回7区の伊藤大志(NTT西日本)を3区で起用。7区は全日本大学駅伝3区9位の花岡寿哉(東海大)に託す。全国中学校駅伝2区1位の根岸知輝(川中島JRC)は2区。全国高校駅伝10位の佐久長聖勢の走りが鍵だ。

⑱富山 過去最高順位10位(02年)

 YKKの鈴木大貴、山森龍暁は38位だった全日本実業団駅伝の雪辱に燃える。全国高校駅伝37位の高岡向陵勢は4区に堀快晴、5区に森田陽斗を予定。前回4区25位の1区氷見練之介(富山商高)はスピードで勝負する。中田蒼空(平中)ら中学生も積極的な走りが売りで、順位を押し上げにいく。

⑲石川 過去最高順位16位(12年)

 2大会連続最下位から巻き返しを図る。中高生は年始の合宿で体を追い込んだ。高校生は調子の良さを直前まで見極め、区間配置を決める。全国中学校駅伝2区32位の桜井遼(金沢学院大付中)は6区の予定。一つでも前で、箱根駅伝3区4位のアンカー井上朋哉(順大)につなぐ。

⑳福井 過去最高順位9位(12年)

 目標は第18回大会(12位)以来の10位台。1区家光応輔(美方高)と2区越出健吾(陽明中)、箱根駅伝5区2位だった3区斎藤将也(城西大)の前半区間で流れに乗りたい。全国高校駅伝3区11位の西野寛太郎(美方高)は前回区間18位と健闘した5区を予定。アンカーは前回3区31位の上山詩樹(専大)が雪辱を期す。

㉑静岡 過去最高順位3位(96年)

 全国中学校大会3000メートル3位の関響佑(清水中)を2区、全日本大学駅伝3区1位の野中恒亨(国学院大)を3区に配置。入賞圏内浮上を目指す。全国高校駅伝で区間40位台の佐藤瑞城(浜松日体高)と竹下諒(浜松日体高)ら高校生が粘り、全日本実業団駅伝2区4位のアンカー西沢侑真(トヨタ紡織)に6年ぶりの入賞を託す。

㉒愛知 過去最高順位優勝(2度)

 中学生は全国中学校大会3000メートル2位の尾田祥太(岡崎南中)、同6位の佐藤大河(守山中)、全国中学校駅伝1区1位の坂井俊太(福岡中)と全国トップ級。5000メートル14分1秒台の大沼光琉(豊川高)や全国高校駅伝3区8位の吉村竜友健(豊川高)ら高校生も力がある。7年ぶりの8位入賞へ、一般の奮闘が欠かせない。

㉓三重 過去最高順位5位(11年)

 一般は粒ぞろい。福岡国際マラソン2位の西山雄介(トヨタ自動車)は志願の出場で3区を予定する。アンカー川瀬翔矢(NTN)は1万メートル27分40秒台。ナンバーカードの「23」を上回る順位を目指す。前回5区23位の広瀬聡真(稲生高)や全国中学校駅伝2区20位の川村優月(川越中)ら中高生が粘り抜きたい。

㉔岐阜 過去最高順位5位(02年)

 2区中嶋乾成(岩野田中)は全国中学校大会800メートル優勝。3000メートルも8分40秒台の力がある。3区は出雲大学駅伝1区4位の織橋巧(創価大)。滋賀国スポ少年A5000メートル15位の長尾優汰(美濃加茂高)、インターハイ1500メートル6位の森亮太(美濃加茂高)ら高校生が奮起して13年ぶりの10位台を狙う。