【箱根駅伝】中大は総合5位 古豪復活のカギは〝出会い〟の確率「やっぱり上げていかないと」

引用元:東スポWEB
【箱根駅伝】中大は総合5位 古豪復活のカギは〝出会い〟の確率「やっぱり上げていかないと」

 第102回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)で総合5位だった中大が、V奪回を果たすカギとは――。

 2日の往路を終えて3位と総合優勝圏内につけた。3日の復路はエース・吉居駿恭(4年)を9区に投入するも、区間8位と不発。さらに10区で順位を2つ落とし、10時間44分31秒の5位に終わった。藤原監督は、吉居が約10日前にふくらはぎとアキレス腱を痛めた影響で、負担の少ない9区に起用したと明かした。

 今大会は青学大が大会新記録で3連覇を達成。5区の山上りで区間新記録をマークした黒田朝日(4年)の存在が大きかった。藤原監督は「いやあ、もうやっぱり山ですよね。今回は本当に黒田くんに全てやられたなと。うちが持ってた主導権を持っていかれた」と悔しさをにじませた。

 今大会を見据える上で、夏合宿ではスピード練習を行わずに、距離を踏むことに重点を置いた。ただ、王者の壁を改めて痛感する中で「当然(持ち前の)スピードは生かしつつだが、山の対策や、年間を通してのスケジューリング、そこをもう1回抜本的に考えないといけない」と再建のポイントを語った。

 青学大の原晋監督や国学院大の前田康弘監督は山上りに適正のある選手をスカウトし、走力などを磨いていくスタイルを取り入れている。藤原監督は「われわれは(学生を)取れる人数が1学年9~10人。原さんもよくおっしゃっているが〝出会い〟の確率論をやっぱり上げていかないといけない」と分析。

 続けて「15人とは言わないが、できれば多めに勧誘し、仲間になってもらい、その中から見つけることも、大学側に僕らは働きかけていかないといけない。僕らだけでやれることの限界もあると思うし、大学をまたもう一回巻き込んでというか、協力していただいて、より強くなっていかないといけない」と方針転換を示唆した。

 1996年大会以来、総合優勝から遠ざかっている中大。古豪復活を証明するには、まだまだ多くの壁と向き合う必要がありそうだ。