トライアスロン女子で五輪2大会出場の高橋侑子(相互物産)が11日、都内で現役引退会見を行った。穏やかな表情を浮かべながら34歳は「幸せな競技人生だったと自信を持って言えることがすごくうれしいです」と言い切った。
昨年、パリ五輪を区切りにしようと思っていたが、まだやり切れてないことを感じ現役を「延長」。今季もレースを続けたが、今年の夏にコーチに「今シーズンで終わりにしたい」と伝えた。9日に行われたワールドトライアスロン杯宮崎でラストレース(日本人最高位7位)。競技生活を終えた。
一番印象に残っているレースを聞かれると「一つ選ぶとしたら2019年の横浜の世界シリーズ(4位)」を挙げた。「シーズン序盤は思ったようなレースができない状況だったが、大会前に米国で調整する期間があって行ったところが17年に海外に拠点を置くって決めて初めて行った場所。そこで3週間ほど調整する期間があって、ここで自分の海外の挑戦が始まったんだといろんな思い出がよみがえってきた。シーズン前半は結果を求めて悩んだが、精いっぱいやれることをやって楽しんで頑張りたいと思って。表彰台は逃したが、大会では自分の中で殻を破れた。コーチにも『100%やることだよ』と言われてそれができたことがすごくうれしくて、思い出に残っています」とこの時ばかりは声を詰まらせた。
18年間、日本代表に居続けるなど第一人者として日本女子をけん引し続けてきた。今後は「とらいあアスロンにすごく自分を成長させてもらったし、視野が広がったので恩返しをしたいという気持ちはあるので、強化、普及に携わってみたい」と話しながら突然、「来年3月に行われる名古屋ウィメンズマラソンに挑戦したくて…」とサプライズ発表するとどよめきが起こった。
「マラソンに転向するとかではなくて、あくまでもファンとして。今までハーフマラソンは出たことがありましたが、マラソンは出たことがなかったので、マラソンに出てみたいという思いがありました。新しい挑戦をしてみたい」と笑顔で話した。
第一人者の高橋侑子が引退会見 「幸せな競技人生だったと自信をもって言える」 トライアスロン女子で五輪2大会連続代表
引用元:スポーツ報知

