【箱根駅伝】仲間も「朝日さんならやってくれる」 青山学院大学が大逆転往路V キャプテン黒田が5区で異次元の区間新

引用元:日テレNEWS NNN
【箱根駅伝】仲間も「朝日さんならやってくれる」 青山学院大学が大逆転往路V キャプテン黒田が5区で異次元の区間新

◇第102回東京箱根間往復大学駅伝競走(2日往路、3日復路)

第102回箱根駅伝の往路が2日に行われ、3連覇を目指す青山学院大学は大逆転で往路優勝。レース後、選手と監督がインタビューに応じました。

記録ラッシュとなった1区では、小河原陽琉選手(2年)が1時間01分47秒の好タイムも区間16位スタート。それでも2区の飯田翔大選手(2年)、3区の宇田川瞬矢選手(4年)、4区の平松享祐選手(3年)とじわりじわりと順位を上げて、トップと3分24秒差の5位で黒田朝日選手(4年)へとタスキを渡します。

ここ2大会2区を走っていたチームの大黒柱は、着実に前のチームをとらえていくと、残り2キロを切って先頭を走る早稲田大学をとらえ首位奪取。黒田選手は、前回大会OBの若林宏樹選手が記録した1時間09分11秒の記録を大幅に超える1時間7分16秒の激走。合計タイムも5時間18分8秒と2024年に青山学院大学が記録した往路記録5時間18分13秒を5秒更新し、大逆転での3年連続往路優勝に導きました。

レース後は、原晋監督は「新・山の神誕生です」と高らか宣言。3年目初の箱根路となった4区の平松選手は、「(黒田に)当初2分差でいけば逆転できると言われていた。渡されていたときは3分差あったが、朝日さんならやってくれるだろうと思っていた」と振り返ります。その黒田選手は「(3分差)正直、良くて3位かなと思った」と本音もこぼしつつ、「自分の実力以上のものを発揮できた。ここは声を大にしていいたい、僕が“新・山の神”です」と力を込めました。

▽往路優勝インタビュー

◆原晋監督

「いやもうね、1代2代3代4代じゃなくて、新・山の神誕生です。想定では1時間7分50秒を彼の目標にしていたんですけど、約35秒上回ることが出来て、本当にすごいキャプテンですね。本当にすごかったです。感動しました。皆が皆が素晴らしい走りをすれば、それは監督いりません。でこぼこ駅伝ですけど、悪かったものを学生たちが取り返す走りをしてくれた。チーム青山、一致団結した取り組みだったと思う。輝け大作戦は100点満点。皆さん輝きました」

◆1区 小河原陽琉選手(2年) 区間16位

「監督から中央大学にぴったりマークしていけと言われていた。最初はマークできていたが、10キロ過ぎからペースが上がってきつくなってしまった。離れてしまってふがいない走りをしてしまった。(1区は)大晦日のお昼過ぎに決まった。監督からも走っているときに駅伝はひとりじゃないと声を掛けてもらった。それを体現するような往路の面白さがあった。チームのみんなに救われた」

◆2区 飯田翔大選手(2年) 区間10位

「昨年はエントリーすら絡めず、悔しい思いをした。この1年間、往路でしっかり戦うことを目標にやってきた。1年間の頑張りが今回の2区の走りで表せたことはよかった。思っていたより後ろの順位でもらっていたいたので、前半つっこんで最後ペースダウンだけは避けたかった。前半は落ち着いて入って、権田坂からしっかり切り替えるレースプラン通りに走れました」

◆3区 宇田川瞬矢選手(4年) 区間7位

「かなり運がいいかもしれない。チームメートにずっと助けられてばかり。4年生の仕事があまりできず、悔しい。4年間、いろんな場面で支えてくれた原監督に感謝している。3年連続上手く走れてはないんですけど、10人にエントリーしてもらえて、優勝メンバーに入っているのは監督のおかげであって、チームメートみんなのおかげ」

◆4区 平松享祐選手(3年) 区間3位

「前の区間の人が、前の人が見える、前の人を追える位置で渡してくれた。あとは自分の走りをするだけだと思って気楽に走れた。(黒田に)当初2分差でいけば逆転できると言われていた。渡されていたときは3分差あった。朝日さんならやってくれるだろうと思っていたし、沿道からも朝日が待っているからとみんなの声があった。本当に力が入りました」

◆5区 黒田朝日選手(4年) 区間1位※新

「もう本当に最後のほうは無我夢中で、記憶がない。往路優勝してほっとしている。(3分差は)正直、よくて3位かなと思った。自分はとにかく前にいくしかないと思っていた。自分の実力以上のものを発揮できた。ここは声を大にしていいたい、僕が“新・山の神”です!」