「山の名探偵」工藤で一時首位も…早大、往路2位 花田監督「諦めていない」 箱根駅伝

引用元:産経新聞
「山の名探偵」工藤で一時首位も…早大、往路2位 花田監督「諦めていない」 箱根駅伝

第102回東京箱根間往復大学駅伝第1日は2日、東京・大手町から神奈川県箱根町までの5区間107・5キロに関東の20校とオープン参加の関東学生連合を加えた21チームが参加して行われ、早大は5時間18分26秒で2位だった。

2位でゴールした早大の5区・工藤は大粒の涙をこぼした。一時は先頭に立つも、19・2キロ地点で青学大の黒田に捉えられた。「足が止まっていたので抵抗できなかった」。人気アニメ「名探偵コナン」の主人公と名前が似ていることから「山の名探偵」の異名を持つ前回区間2位の実力者も、一気に追い抜いていく黒田の姿をちらりと見るだけだった。

早大が描いていた「往路勝負」のレースは実現できたといっていい。「花の2区」で山口智が日本人最高の区間4位の走りを見せ、7位から3位に浮上。3区で一つ順位を落とすも、4区の1年生・鈴木が区間記録まであと1秒に迫る箱根デビューで2位に押し上げた。そして工藤が中大を9・8キロ地点で捉え、先頭に立ったまでは理想の展開だった。花田勝彦監督は「5時間18分前後と予想していたが、近いタイムできてくれた。黒田が一枚も二枚も上手だった」と脱帽した。

青学大とは18秒差。山下りの6区には経験者が控え、逆転に向けいいスタートを切りたい。花田監督は「まだまだ諦めていない。ここまで来たら優勝争いにこだわりたい」と前を向いた。(石原颯)