【ニューイヤー駅伝展望】トヨタ自動車は22年&23年世界陸上代表の田澤廉が復調 V達成時と同じ2、3区の強さがアドバンテージ

【ニューイヤー駅伝展望】トヨタ自動車は22年&23年世界陸上代表の田澤廉が復調 V達成時と同じ2、3区の強さがアドバンテージ

2026年最初のスポーツ日本一が決まるニューイヤー駅伝 inぐんま(第70回全日本実業団対抗駅伝競走大会。群馬県庁発着の7区間100km)。2年前優勝のトヨタ自動車は田澤廉(25)が復調し、11月に10000m日本記録(27分05秒92)を出した鈴木芽吹(24)と強力コンビを形成する。2年目の吉居大和(23)、湯浅仁(24)の2人も成長が著しい。服部勇馬(32)、西山雄介(31)のマラソン日本代表経験コンビも、後半区間で力を発揮しそうだ。どの区間でもトップに立つことができるメンバーだが、2年前と同じように2区と3区で大きくリードをすれば、トヨタ自動車が独走する可能性がある。

■ニューイヤー駅伝(1月1日)の区間と距離、中継所

1区 12.3km 群馬県庁〜高崎市役所

2区 21.9km 高崎市役所〜伊勢崎市役所

3区 15.3km 伊勢崎市役所〜三菱電機群馬工場

4区 7.6km 三菱電機群馬工場〜太田市役所

5区 15.9km 太田市役所〜桐生市役所

6区 11.4km 桐生市役所〜伊勢崎市西久保町

7区 15.6km 伊勢崎市西久保町〜群馬県庁

■田澤が復活し、鈴木と駒大OB強力コンビに

故障(左ひざ下の神経障害)で24年は1試合しか出ることができなかった田澤が、「本来の自分を取り戻す」という今季の目標をクリアした。シーズン前半は5000m3レースに出場したが、「5000mを走る感覚を失うことを避ける」のが目的で、レースの結果よりも練習を継続することを優先してきた。そしてシーズン後半に「1本合わせる」と狙った八王子ロングディスタンス10000m(11月22日)で、27分31秒90と自己記録に約9秒と迫った。同じレースで駒大の1学年後輩の鈴木が、27分05秒92の日本新をマークしたが、自分もできると感じられたという。

「一緒に練習もできていますし、今年はスピードの質が足りないのではないかと感じていたので、その部分のアプローチができれば日本記録や26分台も行けると思っています」。