冬の大和路、1万6316人駆ける 大声援に後押しされ笑顔で完走 奈良マラソン

引用元:産経新聞
冬の大和路、1万6316人駆ける 大声援に後押しされ笑顔で完走 奈良マラソン

奈良マラソン2025(同実行委員会など主催)が13、14日、奈良市のロート奈良鴻ノ池パーク(鴻ノ池運動公園)を発着点に開かれ、奈良県内外から参加した1万6316人のランナーが冬の大和路を駆け抜けた。

今年は13日に「ミニ奈良マラソン」(2キロ×2周など)、14日に「フルマラソン」(42・195キロ)と、2人で完走する「ペアリレーマラソン」(42・2キロ)、「世界遺産10K」(10キロ)が行われ、フルマラソンには1万1322人(男子9470人、女子1852人)が参加した。

フルマラソン男子は、北大輝さん(奈良県陸上競技協会)が2時間20分57秒で優勝。女子は山口遥さん(AC・KITA)が2時間46分58秒で7連覇を果たした。完走率はフルマラソンが92・2%、世界遺産10Kが98・6%だった。

■念願の「4時間切り」達成

低気圧の通過により朝方まで雨予報となった今年の奈良マラソン。記者(42)も4回目となるフルマラソンに挑戦した。スタートとともに天気は回復。昼ごろには太陽が姿を見せ、良好なコンディションに。例年と変わらぬ大声援に後押しされ、念願のサブフォー(4時間切り)を達成することができた。

14日午前9時にスタート。序盤10キロは奈良市のメインストリート・大宮通りを中心に、下り坂か平坦(へいたん)な道のりが続く。ここで飛ばすと後半の坂道でエネルギー切れとなってしまうためゆっくりペースで走る。

周囲に目を向けると、ミャクミャクを筆頭にスパイダーマンやサンタクロースなど、さまざまなコスプレのランナーや応援者の姿が。大会そのものを楽しむ市民マラソンの醍醐味(だいごみ)の一つだ。

東大寺前を南に折れ、天理市街地へ。並木道のイチョウは落葉していたが、街並みを堪能しながら爽快に通過。30キロ付近の上り坂も余力を残すことができ、いよいよ終盤へ。ラスト5キロは足がけいれんしたが、「ナイスラン」「あと少し!」の声に励まされ、昨年より30分以上早い3時間55分で走り切ることができた。

また今年も、大会ボランティアとして13日の参加賞の受け渡しに参加させてもらった。地元住民として大会をサポートできるやりがいは大きく、来年も継続したいと思った。(秋山紀浩)