「クイーンズ駅伝in宮城 第45回全日本実業団対抗女子駅伝競走大会」(日本実業団陸上競技連合主催、毎日新聞社、TBSテレビ、宮城県など共催、東京エレクトロン特別協賛)は23日、宮城県を舞台に24チームが競う。22日には仙台市内で監督会議があり、区間オーダーが承認された。
混戦が予想される中、レースの流れを左右する1区(7キロ)と最長区間の3区(10・6キロ)で、注目の対決が繰り広げられる。
2年ぶりの優勝を目指す積水化学は、直近2年連続で2区区間賞の山本有真を初めて1区で起用。2連覇を狙う日本郵政グループは期待の新人の谷本七星(ななせ)を配置した。
2人は名城大出身で2学年違い。山本が「今はお互いに優勝争いのチームにいて『エモいね』と連絡した。勝ち負けではなく、一緒に頑張りたい」と笑顔で話すと、谷本も「一緒に走れるのはうれしい。どこまで戦えるのかは自分の中で挑戦になる」と意気込んだ。
3区には各チームのエースが顔をそろえた。9月の世界選手権東京大会の代表勢からは、1万メートル6位入賞の広中璃梨佳(日本郵政グループ)、マラソン7位入賞の小林香菜(大塚製薬)、3000メートル障害の斎藤みう(パナソニック)が競い合う。女子1万メートルで日本歴代3位の記録を持つ新人の不破聖衣来(せいら、三井住友海上)の走りにも注目が集まる。
鈴木亜由子(日本郵政グループ)と新谷仁美(積水化学)はオーダーから外れた。
レースは23日午後0時15分、松島町文化観光交流館前をスタートし、仙台市の弘進ゴムアスリートパーク仙台でフィニッシュする6区間42・195キロのコースで争われる。【牧野大輔】
◇日本郵政・高橋昌彦監督
谷本七星と小暮真緒の新人2人は緊張もあると思うが、世代交代を見据えた。1区は谷本か小暮で考えたが、大学駅伝での勝負勘と経験値のある谷本にした。前半が良い流れでつながれば(5区、6区で)トップに出られる。
◇積水化学・野口英盛監督
(新人の)山崎りさは今まで新谷仁美が担ってきた5区を任せた。気負わずに走り、成長の場になればいい。レースは混戦になる。日本郵政グループを一番意識するが、3区前までにある程度のリードが欲しい。
◇しまむら・太田崇監督
うちは大エースという選手はいないので、全部の区間で頑張らなくてはいけないが、ベストオーダーを組めた。(3位だった前回大会から)チーム力は上がってきた。それぞれプレッシャーもかかると思うが、しっかり力を出していけば、それ以上もいける。
◇資生堂・青野宰明監督
3区の五島莉乃が4区にたすきを渡す時点でトップに近いところに位置したい。五島はしっかり休養を取り、駅伝シーズンの状態は今までで一番いい。(調整の間に合わなかった)一山麻緒が外れたが、若手に奮起してほしい。目標は5位だが、チャンスがあれば優勝争いに絡みたい。
◇三井住友海上・鈴木尚人監督
(3区起用の)不破聖衣来は、いずれエースとしてチームを背負ってほしいこともあり、今のうちからいろいろと経験させたかった。長い距離の適性もある。レースは1区、2区が重要になる。ここでできればトップに上がりたい。
◇大塚製薬・小林香菜
世界選手権という舞台にも立ち、たくさんの経験をした一年だった。年内最後のレースを、良い形で締めくくりたい。(エース区間と呼ばれる3区だが)周りの選手に惑わされずに、前半遅れたとしても後半には自信があるので、粘りの走りで自分らしいレースをしたい。
◇パナソニック・斎藤みう
駅伝はいろいろな人に感謝を伝える機会。(9月の)陸上世界選手権からずっと応援してくれている人たちにチームとして良い結果で返したい。10キロ区間は初めてだが、エースとして、どの区間でも走れるよう練習してきた。
クイーンズ駅伝、23日に24チーム競う 最長3区にエースそろう混戦
引用元:毎日新聞


