◆上尾シティハーフマラソン(15日、埼玉・上尾運動公園陸上競技場発着=21・0975キロ=後援)
例年、箱根駅伝に出場する各校が新春の大一番に向けた「登竜門」として参加する大学男子の部では、国学院大の青木瑠郁(るい、4年)が1時間0分45秒の日本人学生歴代10位の好タイムで優勝。2位に1時間0分48秒で駒大の桑田駿介(2年)が続いた。
今年は上尾運動公園陸上競技場が改修工事中のため、例年とは一部異なるコースで開催。ほぼ無風、気温10度の絶好のコンディションで、5キロを14分30秒、10キロを28分55秒で通過。桑田がほぼ一定の好ペースでレースを引っ張った。約15キロで青木がペースを上げて、勝負はマッチレースに。残り1キロを切って、青木が仕掛けて優勝した。
最後の最後で競り負けた桑田だが、終始レースを引っ張り続ける力走をみせた。「結果は2番という形で終わってしまって悔しいですが、今年のレース状況を踏まえて、やっと良いレースができた。今まではきつい、苦しい、もがくレースが多かったですが、今日のレースは最初から楽しく走ることができた」と笑顔で振り返った。
今年の第101回箱根駅伝4区4位など1年時から活躍。ただ10月の出雲駅伝で3区9位と苦しむと、チームが2年ぶり17度目の優勝を飾った11月の全日本大学駅伝は出場せず、寮で選手らを応援した。「うれしい気持ちもありましたが、やっぱり自分が走って優勝したかったっていう気持ちが本当に大きかった」。悔しさを糧に、今大会へ向けて自身のペースで調整を進めてきた。
確実に地力の高さを示した桑田に、藤田敦史監督は「前半からあれだけ積極的にいけた。最後は負けましたが、そういうレースができたことが一つ、自信になると思う」。大八木弘明総監督は「今日は、最後に負けたから85点。勝ったら、めっちゃ合格点だった」とさらなる飛躍に期待した。
3年ぶりの総合優勝を目指す箱根駅伝まで、2か月を切った。「今回の結果を踏まえて箱根はどうかっていうところだった。本当に最低限、こうやって走ることができた。箱根にはつながったんじゃないかな」と桑田。駒大の躍進には、復活した次期エースの力が必要だ。
駒大の桑田駿介は2位も終始レースを引っ張る力走「楽しく走ることができた」出雲駅伝の苦戦から復活…上尾ハーフ
引用元:スポーツ報知


