引用元:西スポWEB OTTO!
◆全九州高校駅伝・男子(福岡県嘉麻市嘉穂総合運動公園陸上競技場周辺コース=7区間・42・195キロ)
地元の大声援に包まれ、飯塚のアンカー田中優至(3年)は右手でたすきを突き上げながらフィニッシュした。
チーム新記録の2時間8分9秒で10位に入り、県代表校を除く北九州地区(福岡、佐賀、長崎、大分)の最上位でゴール。同地区代表として初の都大路行きを決め、佐藤幸之助監督は「最高です。地元の飯塚を応援してくれていると感じたし、感謝しかない」と感極まった。
最長10キロの1区で、松尾翼(3年)が各校のエース級に食らいつく4位と好発進。2区で北九州地区代表を争う自由ケ丘(福岡)に抜かれたものの、3区で再び抜き返すとリードを守り切った。松尾は「皆が(設定)タイム通り走ることができた」とうなずいた。
1990年創部で、2010年にOBの佐藤監督が就任。筑豊出身の選手を中心に地道に鍛えてきたが、全国制覇5度を誇る大牟田や、福岡第一といった県内のライバルの牙城を崩せずにいた。
今夏の合宿で福岡第一と合同練習した際には「けちょんけちょんにやられた」(佐藤監督)という。「このままでは都大路には行けない」と選手たちは奮起。練習後に体幹を鍛えるなど、自主的に動いた。「毎日10分だけでも、という積み重ねが今日につながった。フォームが安定した」と田中。県大会2位で九州大会に出場し、この日も自信を持って臨んだ。
創部36年目でつかんだ悲願の全国大会。松尾は「初出場らしく、伸び伸びと走りたい」と初々しく誓った。(伊藤瀬里加)
【OTTO】
▼男子は初優勝 全九州高校駅伝の男女全成績はこちら【一覧】▼


